[ログイン] 便利につかおう![新規会員登録] [パスワードを忘れた方へ]
掲載されているスポットは営業時間の変更や休業となる場合があります。イベントについては延期や中止となっている場合がありますのでご注意ください。
  • スポット情報へ
  • 090-4830-7204

小さな国語塾のつぶやき

学びのチャンス

某人のブログで「子供にゲームを止めさせなくても、ゲームをしながらでも勉強はできるんです。このゲームのここがやりにくいな、ここを直したらいいなと思うところはどんなところ?と子供に聞いてます・・・。」という文面が。確かに、勉強は「暗記」と「暗記したことを生かすこと」の両方が大切であり、覚えた情報を使えないと意味がない。大切なのは「覚えた情報を生かして自分で考えていくこと」。そのために一番手っ取り早いのは「暗記」、暗記を定着させるために問題集をひたすら解くということになるのだが・・・。中学生ぐらいになると高校入試、さらにはその先をある程度イメージできるため面倒な演習でも頑張れるが、年齢が低ければ低くなるほど難しい。机上の勉強、問題集を解く以外でも興味を持てるような勉強法を生活中で取り入れることが出来れば最高。人生はすべてが勉強、すべてが学びのチャンスだと肝に銘じて、今後も授業計画を立てていこうと思わせてくれるブログであった。

 

2015/08/30 04:26

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

すごい

男性を喜ばせる「さしすせそ」の法則があるらしい。「さ・・・さすが、し・・・信じられない~、す・・・すご~い、せ・・・センスいいね、そ・・・そうなんですか~」だとか。確かに男性に限らず、女性も人から先のような言葉をかけられると悪い気はしない。さて、「す・・・すごい」は元々は気味が悪かったり、ぞっとするほど怖かったりする感じを表す言葉であった。それが、良い悪いにかかわらず、普通程度をはるかに超えてビックリするようなときに用いられるようになり、ある意味便利なオールマイティーの言葉となった。便利だからこそついつい文章を書く時に使いすぎてしまうので要注意。読書感想文などを読んでいると一枚の原稿用紙の中に文末が「すごいと思います」のオンパレードということが珍しくない。目の前の人間を褒める時には「すごい」を連発することは良いことだが、ゆめゆめそれを文章には当てはめてはならないということを心に留めておきたいもの。

2015/08/29 04:32

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

情景説明

昨日の高学年クラスでは、ズバリ!「俳句演習」。先週は有名な俳句の鑑賞をし今週はワークを使っての演習。季語や季節を答えるのはもちろんのこと、情景を説明させる問などが多く、正直言って「うーん、無理かも」と思ったのだが・・・。そんな心配は杞憂に終わり、皆本当に熱心取り組んで正解にたどり着き、大したものだなあと感心している。さて、俳句や短歌や詩は「短い言葉の表現+比喩的表現」になっているため、分かりやすく説明するのは至難の業。そんなわけで大抵は選択問題で情景を選ばせるようになっているが、が、が、たまに記述で問われる。そんな時はどうするか?「元々ある言葉や文章に、分かりやすい日本語を付け足す」ということを念頭におきながら取り掛かることがコツ。また、学校で習うものに関してはきちんと説明できるように暗記も必要。例えば、「河童の皿を月すべり」→「河童の皿の水面に映っている月が河童の動きに合わせて動いている様子」と言った具合に。

2015/08/28 15:40

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

右脳、左脳

一枚の絵を、数名の被験者に見せたとする。ある人はその絵を見て、「きれいだな」という感想を抱く。またある人は、絵を見せただけでは何も感じない。絵の横についている解説キャプションを読んでから、「ああ、すごい作家が描いた、いい絵なんだな」と考える。(「高学歴なのになぜ人とうまくいかないか」加藤俊徳著 P53から抜粋)。この二種類の反応は、どちらが正しい、間違っているというわけではない。ただ、後者のような、十分な説明なしでは価値判断が出来ない「左脳」に偏りすぎるのは問題ありだと思う。むろん、逆もしかりで感性だけが発達する・・・右脳偏重型だけでも不都合。つまり、車の両輪のように何事もバランスが大切ということか。国語の決まりきった解き方パターン(左脳)、感性を伸ばす(右脳)の両方を楽しく磨けるようお手伝いしたいと常日頃思っている。理想だとは思いつつも少しでも理想に近づけるよう日々努力。

2015/08/27 15:31

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

扇の的

家庭教師のトライのCMでもおなじみ「アルプスの少女ハイジ」のアニメ。アニメの歌の映像中でハイジが元気よくブランコに乗っているシーンは有名だが・・・。このブランコについて真面目に科学的に計算、その結果が「空想科学読本」3巻に掲載されている。ハイジのブランコの最高速度は、6階の窓から飛び降りたのと同じ、時速68kmに達するという。つまり現実的には不可能といえる。そもそもあんなに高いところにあるブランコに乗ること自体が無理・・・。さて、古典「平家物語」には「扇の的」という章がある。遠く離れた船の上に掲げられた扇の的を那須与一が射落とすという、平家物語の中でも屈指の名場面だ。果たして遠方(約80メートル)から扇の的を射ることが出来るかを現代人が計算、実験を行ったところ、かなり難しいが不可能ではないとのこと。平家物語に書かれていることがすべて事実とは限らないにしても、「扇の的」に関しては明らかな創作ではなく実際にあったかもしれないという可能性が残るのは何とも感慨深いものがある。楽しむべきアニメならともかく、歴史的小説である平家物語は極力史実かもと思わせる内容の方が心に響くと思うのは自分だけだろうか?

2015/08/26 11:44

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

「言(ごんべん)」のつく漢字はとても多い。基本的には「言う」に関係する言葉には「ごんべん」が使われると、小学校で習った人が多いだろう。さて、そもそも「言」の根本的な意味は「辛(古代、入れ墨に使った大きな針)+口に由来し、「罰を覚悟して言葉にする」→「誓う」という意味から、「いう」の意味に変化。さて、「誤」という文字の「呉」の字は、頭を傾けた形であり、まさに大口を開けて話している形状。神の祝詞を入れた器の“口(さい)”を掲げて、舞ながら祈る人の形を表したもので、神を楽しませるということになる。 熱心に舞い祈り、神がうっとりとした状態の中で発する言葉は正常ではない誤らせる言葉が多いということにつながることから「誤り」という意味になったそうだ。何気に日ごろから使っている漢字だが、語源を知ると「呉」が人の姿に見えてくるから面白い。

2015/08/25 15:21

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

定期テスト勉強

今週から帯広市内の中学校でも新学期が始まり、いよいよ今週は前期期末試験に向けての勉強が佳境を迎えている。学校のテストは細かいことまで問われるのできちんと勉強をする必要があり、中学生にとっては大変だと思う。が、テスト勉強をきっかけにきちんと勉強しておくと今後必ず役立つこと間違いなし。学校でも教わっているだろうが、当塾でもテスト勉強中に作者についての説明の補足をしている。学校、塾と繰り返し聞くことで記憶にきちんと定着して、今後に役立ててほしいと願いつつ・・・。例えば、中学一年生では草野心平の「河童と蛙」という詩を学ぶ。この詩の主人公は河童で、蛙自体は最後の2行ほどしか出てこない。が、蛙は題名に用いられるほどで実は大切な役割を持つものなのである。この詩の場合は河童が沼に沈んだ後の静けさを強調させる役割を果たしている。さて、草野心平は「蛙の詩人」と俗に言われるほどに、生涯にわたって蛙をテーマとした詩を書きつづけた。そのことを知識として知っておくと先の蛙の役割についても納得が行きやすい。つまり草野心平=蛙の詩と覚えておくと何かと便利なのである。詳細は授業で。頑張れ、中学生!

2015/08/24 14:27

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

知識の錯覚

「桐 桜 菊 常磐木 稲穂 若木」これらが何を指すか分かるだろうか?このリストを見ただけで思い出せる人は少ないだろう。すぐにピンと来た人も「ああ、あれね」という感じではなく、「あっ!あれだ」と「閃いた」という感覚を持ったに違いない。答えは「日本の硬貨」、硬貨の絵柄として描かれている植物の名前。何が言いたいかというと、身の回りにあふれていて毎日のようにそれを見ている事物であっても、それが意識までのぼって記憶されることはほとんどないということ。このような、わざわざ仕組みや手順を考えなくても使いたい時に操作できるという能力や感覚が、自分は○○について理解しているという錯覚を起こしてしまうことがある。それが「知識の錯覚」だという。つまり教科書やノートをただ読む(眺める)だけでは理解したことにはならず、実際に問題を解いてみることが大切。文章を書くのもしかり。まずは「書き方」を学ぶことが大切で、そのあとはひたすら練習しないことには身につかない。出来ることなら、書いたものを客観的にきちんと第三者に読んでもらい添削してもらうと上達度はますますアップする。

2015/08/23 07:30

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

先日は「黄色」について書いたが、今日は「赤」について。日本語には「赤っ恥をかく」「赤裸々」「真っ赤なウソ」「赤の他人」と言った具合に黄色同様、いや黄色以上に「赤」についての表現が多い。赤は“明らかな”という意味の一種の強調表現として使われることがあり、「とても」「すっかり」などの意味を持つからというのが理由だ。ちなみに信号、消防車、消火器、レッドカードが赤であるのは「赤」が危険、炎を表す色だからという説がある一方、「赤」は果実を表し危険性とは反対の意味を持つという説もあり由来は定かではない。生きていく上では様々な疑問や困難があるが、無知ゆえの赤っ恥をかかないよう常に学習していきたいもの。
 

2015/08/22 22:52

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

季語

開塾当初から通ってきてくれている高学年のダブルS君!2年目ともなると、少し難しいことに挑戦してもらおうと、昨日は「俳句」の季語あて、難しい読み方を(終日・・・ひねもす、去年今年・・・こぞことし、兵・・・つわもの、などなど)演習。さすがはベテラン!既に見たことがある句に関しては季語はもちろんのこと読み方も難なくこなしていった。さらには旧暦で季節を考えるということもきちんと理解していたので「五月雨」は「夏」と迷いなく瞬時に答えるなどさすがであった。さて、桜や梅は春の季語だが・・・桜が開花するのは大体4月。4月と言えば暦の上では夏になるため矛盾が生じる?!実は厳密に言うと、「季語」は月というよりも、春分の日から夏至までが春というイメージでとらえるため桜は春の季語になるのである。基本的に花や生命が芽吹く=春ととらえて、例外のものをしっかりと覚えるのが良いだろう。

2015/08/21 23:39

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

ようこそゲストさん
「プッシュ!」でまちを応援しよう!

「プッシュ!」ボタンを押すとあなたのおすすめのスポット、共感した情報としてトップページに表示され注目度があがります!

「プッシュ!」ボタンを押すと、とんたんが!?

ようこそゲストさん

このサービスをご利用になるにはログインする必要があります。

会員登録されている方はログインして下さい。

会員登録されていない方は新規会員登録(無料)を行って下さい。