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小さな国語塾のつぶやき

派生語

 何気にTVをつけるとNHK教育番組で英語講座が流れていた。大切なことは、自分の言いたいことをうまく英語に直せないとパニックになり負のスパイラルに入るが、それを打破するためには、とりあえず知っている単語を並べることだという。例えば、レストランに入った時に人数を聞かれたら「Three(3人)」だけで十分とのこと。つまりは最低限の単語をしっかりと勉強しておけばなんとかなるということか。実はそれは古典も全く同じ。毎回書いているように、最低限の決まりや古文単語をしっかりと覚えておくと何とかなるもの。実際に、問題文の意味が分からなくても単語の意味さえ知っておけば傍線部の口語訳は?と聞かれると答えることが出来ることも。とはいえ、古文単語を丸暗記するのは至難の業。そこで、古文単語の語呂合わせの資料をコピーして生徒に渡したりしているのだが反応はいまいち。ふと、思いついたのが「英単語」。英単語を覚える時に派生語を一緒に覚えるよう、色んな専門家が提唱しているがそれを古文にも利用できないか?と思案中。例えば「いみじ=very」「まほし=want to」と言った具合に。英語が得意の生徒達(思い浮かぶ生徒は今のところ3人)に試してみようとワクワクしている。

2016/06/21 13:16

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点と点が線に

夏休みには、ほとんどの中学校で「意見文」「私の主張」という課題が出される。まずは課題を決めて下書き・・・になるわけだが、課題が決まったらそれに関係する物事や考えを付箋一枚につき一つずつ書いてノートにペタペタと貼ることをお勧めする。付箋に記録しておくことにより、文章の順番を組み立てやすくなるから。むろん削除も簡単に出来る。さらには意外と関係ないと思っていた事柄がまるで点と点が線になる・・・こともあるので、取りあえずはメモを付箋で準備。この点と点が線でつながるということは、日常生活でも時々あることで、とっても快感!実は最近、あまり良くない夢ばかりをみており、原因もすべて分かっているのだが現実的な問題が解決しないことにはどうしようもない。「頼む~~、獏よ~夢を食べておくれ~」と思わず言いたくなる(※獏とは、「夢を食べる」と言われる伝説の動物)。他人様には自分の名刺を「魔除けのお札になるよ」とふざけて渡したり、親しい友人からは「現代の陰陽師」と呼んでもらって得意になっているくせにこの様・・・・と自己嫌悪に陥りそうになった時に「陰陽師シリーズ」を書いている作家、夢枕獏氏を思い出した。自分が愛してやまない「陰陽師」と「夢枕獏(夢を食べる獏の枕)」というペンネームが結びついた~と嬉しくなった瞬間。☜なぜ今まで気づかなかったのかが不思議だが。

2016/06/20 04:02

ゆかぽん

良い睡眠が取れないと、辛いですよね。私は、(オラ、強い敵が出てきたら、ワクワクすんだ。)という悟空の言葉を胸に、やったるわ~。と思える時があります。限度がありますけどね。(^_^)v

2016/6/20 22:18 返信

スポット@めむr国語専門塾 → ゆかぽんさんへの返信

プププッ!最高に楽しいコメントありがとうございます。そう、そうなんですよね~~~!ワクワク感って重要!最近は良い夢を見ることが出来るようにと、ワクワクすることを想像したり、思い出したりして一人で笑うようにしています。

2016/6/21 13:27 返信

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イケメン、~女子

何時の頃からか、見た目が良くて魅力的な男子のことを「イケメン」と称するようになった。先日、授業で使った資料にも源氏物語の主人公である「光源氏」のことを「イケメン」と表現しているセリフがある。ん十年前は素敵な男性のことを「男前」「カッコイイ」「二枚目」などと表現したが、最近は自分自身も含めて「イケメン」という表現を使うことが多い。「イケてる(カッコイイ)」+「面」「men」を掛けた言葉だが・・・・。そこからさらには「イクメン(育児をきちんとする男性)」という言葉などなどが派生。しかし、女性に対しては「イケウーマン」と言わない。長くて発音しづらいから、流行らなかったのか?逆に女性を表す言葉としては「~女(じょ)」という言葉が最近多く使われる。「リケジョ(理系女子)」「ボクジョ(土木女子)」「レキジョ(歴史に詳しい、はまる女子)」など。また「女子」という言葉も最近よく使われる、「女子会(女性だけで集まっておしゃべりする)」など。この場合の「女子」は単なる男性、女性と言った性別の区別というよりも「女の子」というほど可愛い年齢ではなく、かといって「女性」と言えるほどの大人っぽさもない中途半端なニュアンスを含むように思う。新語を理解し、使うことは難しいが「成程~」と思わせるような表現が時代とともに出現するのは興味深い。

2016/06/19 09:35

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英語と古文

①入試以外では将来おそらく使うことがない②学校できちんと学ぶ時間が圧倒的に少ない③楽しい教材などを手にするチャンスが少ない、この3点が古文嫌いを作るんだろうなあと昨日改めて実感。すべての中学生徒たちが昨日で中間テストを終えたので、張り切って「古文」の授業を!と臨んだのだが・・・。どのクラスも脳内は「アメリカ」ナイズ(苦笑)。常日頃から「高校生になったらアメリカに留学したい~」と言っている中3生は「古文」を見た瞬間に「古文よりも英語・・・・」と意識が飛び、昨日からアメリカから交換留学生がやってきたという中学2年生たちは、とっても真面目に取り組んでいるものの「アメリカって・・・だよね。△△って英語でなんて言うのかな?通じなくても手振り身振りで!将来、行ってみようかな~」と珍しく雑談(といっても、時間にするとせいぜい1,2分)。つまり、将来自分たちが外国に行く可能性がかなりある、英語を使う機会がある!となるモチベーションが上がるのは当然。しかも、学校の授業では毎日のように英語が組まれている。古文に関しては学校で学習することを廃止する意見が専門家の間でも起こっているぐらいで・・・。古文を廃止した方がいいかどうかは見解が分かれるところだが、少なくとも現中学生が高校入試の時には廃止にはなっていないはずなので、取りあえずは勉強する必要あり。興味の度合いでは「英語」に太刀打ちできないが、少なくとも「覚える内容」「単語」は英語よりも極少!楽しさではなく「労力の比較+変わった資料」で生徒の意識を向けさせようと日々努力中。ちなみに、昨日「翼をください」という歌の古文訳がようやく完成!出来立てのほやほや資料をH君に見せたところ、にっこり笑って「今日はいりません~」と拒否されたが(苦笑)欲しい方はご一報を。

2016/06/18 15:33

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「苦手」と「嫌い」

ある日、某生徒から「先生、嫌いな生徒っている?」という質問。咄嗟に「ウーン、嫌いな生徒はいないけれど苦手な生徒は存在する(した)よ。」と答えた。言葉のニュアンスを瞬時に察知する彼は「成程」とすぐにこちらの意図を理解してくれてホッ。「嫌い」と「苦手」はほとんど同義語だが、自分の中では「嫌い」=「強い拒否」、「苦手」=「好きではないけれど、なんとか我慢?!出来る」と言った定義。例えば「嫌いで食べることが出来ない食べ物はない」けれど「苦手(あまり好きではないけれど、礼儀として出されたら気持ちよく食べることが出来る)な食べ物はある」と言った具合。つまり自分の中では「嫌い」≒「苦手」。だが、人によっては「嫌い」=「苦手」という定義の人もいるだろう。それぞれの言葉の定義をイントネーションなどから読みとらなくてはならないという点において、日本語とは不便であり、なおかつ同時に便利な言語だとつくづく感じる。この日本人の「あいまいさ」が誤解を招くこともあり、特に外国の人からすると「?」的な部分だが、個人的には日本人の「あいまいさ」の良さを持ち続け、逆に相手の「あいまいさ」の意図を読み取れるよう心掛けたいと思っている。

2016/06/17 11:32

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自分の長所

先日の中学生クラス、授業終了後になにやらホワイトボードに落書きを始めるダブルS君たち。イラスト、英語、♡などなどが散りばめて有り・・・本人たち曰く「これ、僕のサイン!」「これ、写真にとってブログに載せてね~」という無邪気なコメントまで。残念ながら個人情報を漏らすことになるし・・・と写真掲載は不可ということを伝えながら…内心では「ああ、彼らは自己肯定感が高いタイプなんだ。よかった」とホッと胸をなでおろした。「自分を愛せない人は人を愛せない」ということは心理学では定番事項。難しいことはよく分からないが、確かに、自己肯定感が高いタイプと他人に優しく出来るタイプというのは相関関係があることは長年生きていると実感。実際に彼らはお世辞抜きで心根が優しい素敵なタイプ。さて、今月下旬~来月初旬には夏休みの課題に向けて「文章の型」に取り組む予定。まずは「型」に当てはめて文章を書く訓練を予定しているが、その時のお題は「自分自身の内面で好きな部分」「自分の長所について」と決めている。どの生徒たちも長所を上げればきりがないぐらいに素敵なタイプだが、意外と文章に表すとなると難しいもの。果たして自分から見た長所はいかなるものか?どんな内容が飛び出すか?と今からワクワクしている。むろん、生徒たちに書かせる前に見本を板書する予定。ちなみに自分自身の長所は・・・一言でいうと「個性的」ということか。☜一応、人様に迷惑をかけたり、人様を傷つけない程度の常識の範囲の個性!ということを強調しておく。念のため。

2016/06/16 04:04

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眉をひそめる

「眉(まゆ)を顰(ひそ)める」という慣用句がある。意味は【心配なことがあったり、また、他人の嫌な行為に不快を感じて顔をしかめること。】ただし文化庁が発表した平成26年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「眉をひそめる」を使う人が44.5パーセント、本来の言い方ではない「眉をしかめる」を使う人が44.5パーセントという結果が出ている。「顔をしかめる」という表現はあるが、「眉をしかめる」という誤表現なので注意。さて、テキストに「○○をひそめる」、○○を入れる問があるのだが中学生にとっては難問。各自にその都度説明をしたことは覚えていたのだが・・・。先週の授業時に何気に生徒のテキストをちらっと確認したところ、赤いボールペンで怪しい顔のイラストが描いてあるのが目に入り、思わず眉をひそめてしまった。「何これ??」と生徒に聞くと、申し訳なさそうに「これ。。。。先生が描きました」という返答。「?!そうだった!慣用句を説明するために、こんな表情だよ~」と以前に描いたことを思い出した次第。なんと無責任な自分・・・。あまりにも下手くそなので、修正ペンで消すよう提案したのだが、優しいK君は「いいです~!」とのこと。まあ、今後はそのイラストを見るたびに「うわっ、下手」「先生、ひどっ!」と自然に眉を顰めることになり、実感しながら慣用句を覚えることが出来るから良しとしようと、勝手に自己満足に陥っている・・・。(K君ごめんね)。

2016/06/15 07:15

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贔屓

趣味で?難しい漢字を少しずつ覚えて披露してくれるH君。先日は得意げに「贔屓(ひいき)」を書いてくれた。漢字そのものは「貝」がやたらと多いというだけで、さほど難しいわけではないが、とにもかくも「読み」が難しい。なぜこんなに「貝」ばかりあるのか?と、疑問に思い調べてみた。【漢字の「贔」は重い荷物を背負う意味。一方「屓」は鼻で息をする意味。もとは「ヒキ」と発音され、重い荷物を持てるように息を荒くして力むという意味。それが「ヒイキ」に転じ、誰かを助けるために力むこと、自分の好ましく思う人をとくに引き立てること、という意味になった。 (朝日新聞社「とっさの日本語便利帳」)】そりゃあ、貝(お金)を三つも背負うと重いだろうと想像はつくのだが・・・。よくお商売で「今後ともご贔屓に」といった会話が交わされるため、てっきり「特定のお店や人に対して厚意(好意)でお金を払う、利用する」というのが元々の意味?と思い込んでいたので少々肩透かしを食らったような気分。正直言って、個人的には特定のお店などを大切にする(贔屓にする)のは大賛成だが、上司が特定の部下、先生が特定の生徒を贔屓にするのは…賛成できない。贔屓するならば上手に!をモットーにしたいもの。どういうことか?個々人の特性やペースに合わせて対応するという意味の贔屓は有りか?

2016/06/14 02:56

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おたふく

先日、ある生徒が「お多福(おたふく)って納豆の会社でありますよね・・・」と発言。納豆メーカーの正しい名前は「おかめ納豆(茨城県の会社)」だが、「お多福」は「おかめ」ともいう。それを説明したところ「先生、おたふくの絵を描いて!」と言われたが、当然描けるわけもなく(「先生、絵心0」とすかさずツッコミが入った)。さて、最近は「おかめ・おたふく」が醜女(しこめ)の代名詞のようになっているが、実は平安朝の昔から、これが日本美人の典型とされてきた。下ぶくれのお顔で頬がふっくらしているのが特徴で、平安時代の絵巻物(社会の資料集)などを見るとお姫様たちは皆、下ぶくれの頬に長い黒髪で描かれている。そう考えると平安時代の絶世の美女と呼ばれる「小野小町」って一体どんな顔だったの?!今の基準からだと「果たして美人といえるのか?」と少々恐ろしくなる。知らぬが仏?!「こんな感じの美人だろう」と現代の基準に当てはめて妄想にとどめておくのが賢明のような気がする。このように「美」の基準は時代とともに変遷していくが、1000年たっても色あせず変わらないのが、根本的な人間としての教養か。今も昔も「見た目」は年齢とともに衰えていくが、「教養」は誰にも盗まれない、むしろ年齢とともに努力を重ねれば重ねる程、増えるもの。人間、常に学び続けたいものである。

お多福さんは日本女性の美の規範

 

2016/06/13 14:16

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選択肢「まとめ部分」

四択問題は記号だから「楽勝」かと言えばそうではない。よくまあ、ここまで・・・というぐらいに巧妙に選択肢が作られている。その罠にはまらない方法の一つは、選択肢の文章の後半の「一言部分」「まとめ」部分に印をつけること。前半の説明部分を真剣に読みすぎると罠にはまる!初見の文章ではなく、学校で習っており、既に内容を知っている文章についても真面目に一生懸命解こうとする生徒に限って引っかかっている(泣)。実は前半の部分が合っていても最後の最後で間違いというひっかけ問題が多い。例えば、前半で登場人物の行動などを説明し(ここまでは正解)その行動は怒りの気持ちを表している​という文章があったとする。実は登場人物の行動は不安の気持ちが正解だとしても、前半の文章が合っていると、うっかり錯覚を起こす・・・と言った具合。むろん文章全体を読むことは大切だが、前半の部分を「まとめている」「一言で言い表している」後半部分を重点的に!そしてそれを視覚に訴えるべくして印をつけること。数学では「途中式」「経過」を書くように口酸っぱく先生、指導者から言われる(言われた)経験は誰しもが持っているが、国語では「印」「チェック」「メモ」とはあまり言われたことがない小中生。いざ、新しく問題を解こうとすると・・・慣れないうちは皆、問題用紙が真っ白。問題用紙への的確な書き込みの増加とともに理解力もアップする。

2016/06/12 00:44

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