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小さな国語塾のつぶやき

百戦殆からず

「彼を知り己を知れば百戦殆からず(かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず)」という慣用句がある。「孫子・謀攻編」に見える格言。意味は「敵の実力や現状をしっかりと把握し、自分自身のことをよくわきまえて戦えば、なんど戦っても、勝つことができるもの。なにか問題を解決するときも、その内容を吟味し自分の力量を認識したうえで対処すれば、うまくいくもの」となる。勉強も全く同じで、一言で国語と言っても大きく分けて「現代文」「古典」「文法、漢字」となり、中でも「古典」は工夫すればかなり得点源になる。ではどうするか?いつも書いているように、いかに「古典」について知っているかが明暗を分ける。「単語」「時代背景」「有名な話」の3本を意識して知識を増やすことが大切。中学校では「文法」はこだわる必要がなく、とにかく先の3つが重要で「時代背景」に関して言うならば、メールや電話がなかった昔は「手紙」「和歌」が重宝され、それらの上手下手で相手を判断するということを知っていると「沙石集」「枕草子」「徒然草」などを読んだ時にすんなりと理解できる。また「有名な話」を集めた問題集や漫画参考書などで演習を行っていると大いに役立つ。先日の中3対象の学テBではイソップ物語の「鼠の談合」が出題されたのだが、この話は公文出版の『こわくない国語 古文・漢文』や学研出版の『まんが攻略BONシリーズ』に掲載されている。この2冊の問題集や参考書はお勧めで、クリスマスのプレゼントとして「攻略BONシリーズ」を中学生には渡している。残念ながら、本年度から入会してくれた中学3年生、「鼠の談合」を知らずかなり点数を落としたとか。今年のクリスマスは古文を全員にプレゼント予定なので、それまでは取りあえず急きょ、攻略BONの漢文、古文を貸出した次第。続きは明日・・・。

2016/10/20 12:12

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起死回生

3年前から、ある部屋に置いているホワイトセージ。茎がどんどん上に伸び、葉は上部に数枚あるのみ、左右の葉はすべて落ちていた。どこまで伸びるか楽しみにしていたところ、上部の数枚の葉がどんどん枯れていき、もうだめかと思った矢先に・・・。最近、突然息を吹き返し上部には再び数枚の青々とした葉、茎の節3か所から新芽が!まるで人間の「もう寿命だから処分しようか」という心を読み「まだ、生きてるよ」と言っているようで嬉しいサプライズ。さて「起死回生」という四字熟語があるが、まさにその状態。「起死回生」とは死にかかった人を生き返らす意。医術の優れて高いことの形容。転じて、崩壊や敗北などの危機に直面した状態を一気によい方向に立て直すこと。絶望的な状況を立て直し、一挙に勢いを盛り返すこと。どんな絶望的な状況でも、もしかすると…たとえ1パーセントでも可能性があったら状況が好転するかも?!むろん並大抵の努力では無理だろうが、なんだか可能性に賭けてみるのもいいかも?と植物を見て感じた。先日、古文の授業で「アニミズム」の話をしたところ生徒から「植物も命がありますか?」と聞かれた時に「植物は呼吸をしていることからも間違いなく命があるし、科学的にも意思があると証明されているよ」と伝えたばかりだが、リアルタイムでそれを実感する出来事であった。あらゆることに感謝!

2016/10/19 01:27

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国語を制する者は・・・

昔から国語が大好きで、それが高じて生業にもしているわけだが・・・。かといって国語と対極にあると思われる数学が嫌いかと言われるとそうでもない。なぜなら、数学の文章題はまさに「ザ!国語」で、文章を記号に翻訳すればよいから。しかも「言いかえ」の考え方をフル活用すれば中学数学のレベルだとかなり「裏技」が見えてくる。例えば、中学一年生で学ぶ「比例」=「y=ax」=「aにXを掛け算(×)する」と覚えると「反比例」=「比例の反対」つまり「aをXで割り算(÷)」となり、分母がXだと分かる。丸暗記しようとすると分母か分子のどちらがaか?と混乱するが日本語に翻訳して覚えると間違わずにすむ。また、中学二年生で学ぶ一次関数は「定数a」=「傾き」「変化の割合」「yの増加量÷xの増加量」という言いかえグループをしっかりと覚えておけば「y=3x+7、xが-3から5まで増加したときの変化の割合は?」なんて聞かれたら一瞬で「3」と答えることが出来る。なぜなら「定数a(今回は3)」=「変化の割合」だから。つまり、xが-3から5までだろうが、-100から100まで増加しようが関係ない、どんな場合でも「変化の割合」は「3」。一次関数の式さえ書いてあれば「変化の割合は?」「yの増加量÷xの増加量」と聞かれたら1秒で答えられる。実は諸所の事情から、国語塾の生徒対象に極稀に数学を教えることがあり、中学2年生に先のような問題を演習させてみると必死で計算し…計算間違いで挫折。一秒で解く方法を伝えるととても(@_@)されると同時に喜ばれる。自分は文系だから…云々は思い込み!国語を制する者は他の科目も制する?!

2016/10/18 02:37

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古典暗唱

中学2年生以降には、いわゆる有名な古典を学ぶ機会が多く「暗唱」を課す中学校が多い。例えば「平家物語」「枕草子」「奥の細道」の冒頭部。暗唱なので、皆必死でブツブツと声に出して練習しており国語塾に来た際には「先生、聞いてください!」と頑張っている。にもかかわらず、ふと度忘れしたり一文字違ったりというのは日常茶飯。では、どうすれば短期間できちんと間違えずに覚えることが出来るか?一言で言うならば「情景を思い浮かべながら暗唱する!」これに尽きる。無秩序にブツブツと何回もお経のように唱えたとしてもすぐに忘れてしまう。いくら視覚(目で文字を追う)と聴覚(耳で自分の声を聴く)をフル活用させてもイメージがわかないことには、なかなか印象付けられない。枕草子の冒頭部は色彩豊かな情景が描かれているのでイメージをしやすく、ぜひイメージをすることをお勧めする。平家物語は後半部分が覚えにくく、前後を逆にしてしまうことが多いのだが、そういう場合は映像イメージというよりも「夢」から覚めると(ただ春の夢のごとし)⇒さーっと「風」が吹いてきてちりが飛んだ(ひとえに風の前のちりに同じ)といった具合でイメージを自分で作ると良い。また、リズムよく暗唱することを意識することも大切。現代語と若干言い回しが違うからこそ、正しいリズムを身につけないと意味不明になってしまう。詳細はお教室で個別で指導中。

2016/10/17 01:53

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正しい努力

新聞社主催の「こども新聞コンクール」に見事入賞したという連絡を生徒の保護者から頂き、大感激!小学生の生徒が二人組で夏休みにコツコツと取り組んだ大作。誤字脱字などをチェックさせてもらった時に「おそらく入賞するなあ」とは漠然と思っていたが、実際に入賞という結果を聞くと本当に嬉しいもの。この入賞は彼女たちの努力の賜物!保護者の方々は「先生のアドヴァイスのおかげで・・・」と嬉しいことをおっしゃるが、お恥ずかしいながら自分のおかげでは断じてない!さて、彼女たちが初めて挑んだコンクールでなぜ入賞できたか?それは「正しい努力」をしたからだと思う。何事も成果を出すためには「努力」は不可欠だが、「正しい努力」をしない限りは結果はついてこない。彼女たちは疑問点は保護者に聞き、保護者の方々は程よく距離を保ちつつアドヴァイス、さらには念のため、国語塾に来てくれた際に「これでいいですか?」「○○はどうでしょうか」と言った具合に新聞作りを進めていった。むろん「正しい努力」がすぐに実を結ぶとは限らないが、勉強に於いてはある一定の期限を決めて、努力しているにもかかわらず結果が出ない…という場合は「努力」の仕方を間違えている可能性がある。その場合はとにかく別の方法を考える、人に聞く…などが大事か。さて、最近アメブロを始めたが、まだまだ試行錯誤中(努力中?)。正しい努力かどうかすら分からない状態だが、しばらくは彼女たちを見習って頑張ってみる予定。適当なキーワードを入れても全くヒットしない(泣)のだが、某生徒の親御さんがうまく見つけて、アメブロにも遊びに来て下さり感謝感謝。皆さんもぜひ見つけ出す努力をして遊びに来てくださいまし。

2016/10/16 00:19

ゆかぽん

私もまだ、見つけられてません。(;_;)見つけかたを教えてください。\(^o^)/

2016/10/16 13:30 返信

スポット@めむr国語専門塾 → ゆかぽんさんへの返信

コメント有難うございます!!!「国語 毒舌ブログ michiko0522」と入れるとようやくようやくヒットするようになりました~。ブログ内容は全く同じなのですが、プロフィールなどなどは御ふざけで遊んでます。ぜひご覧くださいまし。有難うございます。

2016/10/16 17:19 返信

ゆかぽん

ヒットしました。\(^o^)/毒舌ブログ、良いネーミングだと思います。\(^o^)/

2016/10/17 20:51 返信

スポット@めむr国語専門塾 → ゆかぽんさんへの返信

きゃー!今日も嬉しいコメント、本当の本当に有難うございます。ネーミング、何度も書き直した甲斐がありました~!!!

2016/10/17 23:27 返信

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褒め殺し

「褒め殺し」という言葉がある。読んで字のごとく「褒めることによって殺す(相手にダメージを与える)こと」【意味】いやみになるほど褒め立てること。必要以上にほめちぎることで、かえって相手をひやかしたりけなしたりすること。接客業の人は客を「褒める」ことによって仕事が成り立つとは思うが、例えば洋服を試着してみて明らかに似合っていないのに「お客様!!!本当に良くお似合いで・・・・」と褒めすぎたり、夜の世界で美女やイケメン達に歯の浮くような美辞麗句の数々を浴びせられても・・・正直言ってシラける(少なくとも自分は)。個人塾は一応、接客業と言えるが相手は小中学生。特に中学生は大人に対して懐疑心を抱く年齢なので、無理やり褒めるとかえって信頼関係が崩れることは火を見るよりも明らか。基本的に「出来るようになった」ことや「本当に心から思っている内容」のみで褒めるようにしている。褒めてるつもりが、時には本音を言いすぎて慌てて「あ、一応さっきのは褒め言葉。けなしているわけではないよ。」と訂正を入れることも。生徒たちの方が「褒める」技術は格段に上!最高のタイミングでポロリと褒め言葉をかけてくれたり、さりげなく黒板に「天才!○○○○(英語で名前を入れてくれている)!!イエイ(指でピースをしているイラスト)」を描いてくれたり・・・。いやはや、いつもながら生徒から学ぶことや、姿勢が多く、有難い毎日である。単に生徒に踊らされている?!ちなみに「先生、変!」というのは個人的に褒め言葉だと解釈している(苦笑)。

2016/10/15 09:14

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誰、何が主体か?

いつもブログを読んでくれている中学3年生のS君。昨日「先生、『君の名は』を見たらしいけれど原作はまだ読んでませんよね?」と原作小説を貸してくれ、最高に嬉しかった。原作を読んでみたい!と思っていた矢先だったことはもちろんのこと、S君の気遣いが本当に嬉しかったのだ。正直言って、興味がない本を「これ、お勧め!ぜひ貸すから読んで!」と言われた時にはドン引き、そういう場合は丁重に丁重にお断りしてきた。さて、先日友人からメールで「Mさんにアンティーク作品を差し上げようと思うけれど、古いためシミなどがあるしどうしよう。失礼にならないかな」といった相談を受けた。友人はMさん(クリエイティブな仕事)だと興味を持ってるもので、きっと喜ぶだろうという気持ちからの発想だったので「きっと喜ばれると思う」と返信。その後、プレゼントしたらとっても喜ばれたとか。何が言いたいか?「相手が主体」として物事を考えて行動することが親切、思いやりだということ。「自分が主体」だと下手すると大きなお節介になってしまう可能性が。分野は違うが、国語の小説を解く時も基本の考え方は同じで、あくまでも主人公は自分ではなく小説内の登場人物。「自分だったら・・・」という発想はタブー。気遣い上手なS君は、少々勉強モードが下がっており「この表現から、主人公はどんな状況?」と質問すると自分主体で適当な作り話をする始末・・・。思わず苦笑いしながらも、誘導尋問的に最後は正解に。ホッ。実生活のみならず小説を説くときには誰が主体か?を意識することが大切。

2016/10/14 00:42

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アニミズム

日本には古来から、精霊、霊魂、神様が自然の中に宿るというアニミズムの思想があった。19世紀後半、イギリスの人類学者、E・B・タイラーが著書『原始文化』(1871年)の中で使用し定着させた。アニミズムという言葉自体は江戸時代にイギリス発祥で定着したわけだが、考え方そのものは先にも書いたように日本では古来からあった。言い方を変えると、八百万の神と呼ぶ。こういった思想がかなり古典作品には反映されている。有名な「ネズミの嫁入り」を演習していた中学3年生。「太陽は話さない」と思い込んだため、会話主を選ぶ問題ではことごとく「ネズミ」を選んでしまい×。当然、内容も全くチンプンカンプンだったとか。おとぎ話を知っていたり、せめて「動物以外は話さない」という思い込みがなければ決して難しい問題ではなかったのだが・・・。ちなみに気立てがいい彼は先週「中学校の○○先生は筆圧が強くて、黒板をバンバンと叩きながら授業。チョークの跡がしっかりとつくし、黒板自体も傷ついて可哀そうです。黒板の気持ちを考えてほしいですよね~。」と言っていたばかり。思わず「君は、先週は黒板の気持ち云々を言ってたよね。つまり、黒板に命があるという前提で話してたよね。黒板は命があるけれど、太陽や雲、風には命が宿っていないっておかしくない?矛盾してるよ」と突っ込むと大笑い。彼に「古文の思想は、君の優しさ同様の思想つまりアニミズム的で、動物以外の命、さらには異形の物も出てくる」と伝えた。古典に関しては、ゆめゆめ(決して)現代の思想を基準で考えるべからず(考えてはいけない)。

2016/10/13 12:55

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禍福は糾える縄の如し

先日、友人から「現在ワクワクしている」といった内容のメールが届き、こちらも嬉しい気分に。ところが、友人にとってのワクワクする出来事が思い切り残念な結果になったという報告メールが後日に届いた。友人はかなりダメージを受けている様子で正直言ってなんと言葉をかけていいか分からないぐらいだった。(※ちゃっかりお節介メールを送ったが・・・・)。その時に浮かんだのがこの諺。「禍福(かふく)は糾(あざな)える縄の如(ごと)し」《「史記」南越伝から》。【意味】幸福と不幸は、より合わせた縄のように交互にやってくるということ。確かに、生きていると幸福ばかりではなく、かといって不幸ばかりではない(稀に不幸のデパートのような人もいるが)。表があると裏がある・・・のは道理で幸福と不幸を両方経験するからこそ人生に深みが出て、人間性を成長させられる?!実際に縄を編んでみると分かるが二本の紐を交互にするからこそ強度が増す。昔々・・・小学2年生の頃、課外授業で農家宅で棒で藁を叩いて柔らかくし、それを編んで縄にし、それらを草履にするという体験をした。強度のある縄にするには①しなやかな柔らかさを持った藁が必要②二本の藁(ひも)をしっかりと隙間なくねじることがコツということを体感。一見、残念な出来事があっても柔軟な発想、視点でとらえると後で振り返ってみると実はそれが幸福の始まりで・・・となると信じて前進。

2016/10/12 02:36

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挑戦

最近、新しいことに挑戦しようと実行中。いくつかのうち二つをここで紹介。①今まで怖くて手を出さなかったが、先週からアメーバblogも書き始める(内容はこのブログと同じ)。②今月から習い事を始め、生徒の気持ちを思う存分味わいつつ頭をフル回転。捨てることはもちろんのこと、新しく何かを選んで始めることはリスクを伴うことは重々承知(先日のブログにも書いたが)。周囲の方々はご存知のように自分は「ライン、ツイッター、フェイスブック等は一切やらない」主義で、今までは「安全」をとって地域のサイトでしかも管理がしっかりしているブログのみ利用させてもらっていた。が、母体数の大きいブログを利用することによってリスクとともに「新しい出会い」(☜自分が成長できるブロガーとつながるなど)というメリットもあるのでやってみることに。とはいえ、操作がいまいち分かっていないためキーワードを入れてもヒットしないし(苦笑)毎日試行錯誤中。習い事の方も先生の教え方で盗めるところは盗んで、生徒になることによって「教える側に取って当たり前のこと」が意外とそうではないことに気付ければ・・・という軽い気持ちだったが、そんな暢気なことを考える余裕0。とにかく目の前の課題に取り組むことで精いっぱい。でも、挑戦することによってしか見えてこないものがあると信じてしばらくは継続予定。さて、大人の方で「新しく『文章の書き方』等を学びたい!」という方は大歓迎!いつでも御声掛けを。

2016/10/11 15:08

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