めむろ国語専門塾
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小さな国語塾のつぶやき
漫画
十勝出身の漫画家の作品「銀の匙」が大ブーム。先日、11巻が発売になり今日からは実写版映画公開。十勝在住の人間としてはぜひ読んでおこう!と全巻読んでみたところ、なかなか素晴らしいと素直に感激。ついつい大人は子供たちに対して「漫画ばかり読んで!」「少しは本を読みなさい」「勉強しなさい」と言いたくなる。が、良質な漫画はいろんな意味で勉強になる。実際に最近では国語の教科書で漫画が教材として取り上げられているほど。むろん、使い方次第なのだが漫画は国語力をつけるのにはお勧め教材。ちなみに中学生には毎週で4コマ漫画を文章で説明するという宿題を出している。
2014/03/07 09:53
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明確な理由
例えば子供が「お願い、お小遣い前借りして」、あるいは社会人の娘や息子から「お金貸して」と言われたら親としては「?」となる。「分かったよ」とすんなりとお金を渡す人はまずいないだろう。ところが、明確な理由があったとしたら事情が違う。文章もしかり、自分の主張ばかりを延々と並べたところで全く説得力はない。きちんとした明確な理由、さらにはそれに対する反論、反論に対する検証を入れる説得力抜群。むろんいざ文章を書き始めるとなかなか「明確な理由」が頭に浮かんでこない。が、文章の構造を知って書くのと知らずに自己主張だけを並べるのとだと読む側の印象が全く違う。理路整然とした文章を目指したい。
2014/03/06 09:10
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批評
高校時代にお世話になった国語担当のK先生が次のようにおっしゃった「国語とは批評することである。」と。当時は「は?批評?わざわざあら探しするわけ?高飛車~。それが国語?」とチンプンカンプンだった。ようやく最近になって「国語を勉強する=あらゆる視点から物事を見る」「良い点も悪い点も同じように指摘し、客観的に論じることだ」という結論に至る。はたして自分が偏りがなく客観的に物事を見ることができているかと問われると甚だ自信がない。が、常に「批評」を心がけていきたいものだ。
2014/03/05 10:09
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きっかけになれば・・・
開塾前のことだが、夏休みに「読書感想文」に挑戦してみようという小学生2名をそれぞれ個人指導した。二人はもともと素晴らしい「感性」を持っていたので、少しだけ書き方、書く前の準備を教えると素晴らしい感想文を書いた。おかげで二人とも「優秀賞」に輝いた(最優秀賞に次ぐ賞で、上位10パーセント以内)。初めて書いた感想文が素晴らしい賞に輝いたので本人達が喜んでいるのはもちろん、指導した側としても本当に嬉しい快挙。本音を言うと「入賞」が目的ではなく、「入賞」が「自信」につながるきっかけとなってくれれば・・・という想いだ。いくら口でで「○○、とっても感性がいいよ。素晴らしい!」「上手だね~」と言ったところでそれを裏付ける「証拠」がなければ説得力がない。来年度は教え子すべて入賞、最優秀賞を狙っている。
2014/03/03 09:32
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スポット@めむr国語専門塾 → ばんさんへの返信
コメントありがとうございます。Iちゃん、来年は最優秀賞をとると張り切ってます。Iちゃんならきっと成し遂げると期待してます~!
2014/3/5 23:38 返信
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スポット@めむr国語専門塾 → ヒデ@マニュさんへの返信
ありがとうございます!可能性をたくさん秘めている子供たちと一緒に勉強できて本当に幸せです。
2014/3/6 13:43 返信
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特殊な読みの漢字
先日、我が家に「不知火」と箱に印字されたデコぽん(頭部がポコンと出っ張っている蜜柑の一種)が届いた。九州の人にとっては「不知火」イコール「しらぬい」と分かるだろうが、一般的にはあまりなじみがなく「え?何て読むの」となる。北海道の地名も読めないものが多い、アイヌ語に充て字をしているわけだから仕方がない。とまあ、地名などが読めなくても別に人生に大きな影響はない。が、せめて入試に出てくる「変わった読み方」の漢字はぜひ押さえておきたいもの。「山車」「紫陽花」「秋桜」「向日葵」「蜻蛉」「流布」など。ちなみに前から「だし」「あじさい」「こすもす」「ひまわり」「かげろう」「るふ」。
2014/03/02 05:23
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スポット@めむr国語専門塾 → ヒデ@マニュさんへの返信
コメントありがとうございます。多才のヒデ@マニュさん!ぜひ近々漢字検定に挑戦というのはいかがでしょうか?
2014/3/6 13:38 返信
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データ保存
昨日は、我が塾のHPを作成してくださったMさんを招いてパソコンの「データ保存」の勉強会。おかげで、今まで戸惑っていたデータ保存について理解でき大助かり。とりあえず保存したもののどこにいったのか行方不明という状況が解消。さて、知識の蓄積も全く同じで、バラバラで記憶するよりもきちんと整理して記憶するほうが必要な時にすぐに思い出せるのは言うまでもない。では、どうやってデータ保存するか。お勧めは「関連するものを数珠つながりにしてイメージで記憶する」方法。格助詞、旧暦などはごろ合わせ、イメージで覚えると長年忘れない。詳細は授業で。※Mさんの本職は外資系保険会社の社員。パソコン、保険の見直しなど、知りたい方への勉強会には快く応じて下さる。Mさんを紹介してほしい方はご一報を。
2014/03/01 02:02
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モンタージュよりも似顔絵
かつて警察で頻繁に活用されたモンタージュ写真が廃れたのは、あまりに具体的すぎて、抽象的な印象を伝えられないから。逆に似顔絵は、目撃者の話を聞いた係官がイマジネーションを働かせて描くだけに、印象を優先させたものとなり、見た人間の記憶を刺激しやすくなる。作文も同じことが言える。例えば「運動会」について書く場合、自分が活躍した競技について順番に延々と書くよりも一つの競技の盛り上がりを書くほうが読み手にインパクトを与える。人には見せない覚書、日記であれば出来事を順に記せばよいが、作文はあくまで読み手が存在することをお忘れなく。
2014/02/28 10:24
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ゆく川の流れは・・・
年度末が近いからか、テナントが撤退し新しいテナントの準備といった光景が目に付く。さらにはお世話になってる店員さんが辞めるといった報告もちらほら。そんな時、鴨長明の方丈記の冒頭部「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず・・・世の中にある人とすみかと、又かくのごとし」のフレーズが頭に浮かぶ。本当に変わらないものという物事はなく、常に変化している。ならば、やりたいことをやらずにおくよりもどんどんチャレンジして「今」を楽しむのがいい。林修先生の言葉を借りるならば「いつやるの?」「今でしょ」。
2014/02/27 11:32
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玉虫色
原発についてのニュース報道で、アナウンサーが「玉虫色の議論」という表現をした。玉虫色とは、光の干渉によって起こる金緑から金紫の色調変化をする染色や織色。特定の色彩名を当てられないことから慣用句的に「どちらつかずの状態」のことを指す。こんな風に日本語は直接的な表現を避け、曖昧にぼかして表現することによって相手を傷つけまいとする。相手を慮ることは素晴らしいが、あいまい表現によって誤解を生じることも。国語においては多数用いられている「比喩表現」をチェックし、何を言い換えているかをきちんと把握することが大切である。
2014/02/26 12:37
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緊急告知
低学年若干名募集
低学年に「塾」は早いと思い、受講生対象年齢を小学4年生以上としている。
が、意外や?低学年をお持ちの保護者の方が興味を持ってくださってるという声がちらほら。
将来、「国語嫌い、作文嫌い」にならないよう楽しみながら勉強する「低学年」」のクラスを開講しようと決めた。
2名以上から開講。詳細はメール、電話で。
そ
2014/02/25 23:35
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