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小さな国語塾のつぶやき

「作文」入賞報告

先日、「税金の作文」が入賞した!と喜んで報告してくれた中三の生徒。こちらとしては嬉しいという気持ちと「やはり入選したか・・・」という安堵感がある。「コンクールに出すからには入賞させたい!」という気持ちで指導しており、その趣旨に賛同したタイプにはとことんダメ出しをして清書を仕上げている。おかげで今年は「作文」「読書感想文」についての結果判明分については全員が入賞!とはいえ、町内の読書感想文に関しては最終審査が月曜日、発表が来月になるので果たして何名入賞するかの楽しみはお預け。県外、十勝菅外の生徒たちは既に結果発表があり、全員入賞したり次のステップ(学内選考に選ばれたので県内のコンクールに応募などなど)へと進んでいる。そんな矢先に地元の生徒からの嬉しい報告!さて「やはり入賞したか・・・」と思ったには理由がある。それは①題材をしっかりと選んだ②文章表現を完璧にした、という2点。基本的に「作文」というものは「自分の体験」☞「そのことについて思ったことや学んだこと、感じたこと」を書く。とはいえ中学生にとって「税金」と言われてもあまりピンとこないだろうから、税の使い道についての身近な例を挙げ、その中から書きやすいものを(自分に一番関係性が深い題材)選んで書くよう指導。去年の夏に十勝を襲った台風によって道路寸断、橋が流されるなどの状況から迅速な復興が進んでいるが、それらにかかる莫大なお金は税金で賄われていることを知った生徒。そのことについて自分の体験を組み込んで作文を書いたところ見事入賞。地元の新聞に中学校内で行われた表彰式様子が掲載され、その記事を読んだところ、教え子のみならず別の生徒もやはりというべきか「台風被害の復興が税金で賄われている」ことを題材に選んで入賞したようだ。何が言いたいか?大切なことは「作文」とはいかなるものかという与えられた題材の特徴をしっかりと吟味すること。折角内容が素晴らしくてもそれが「作文」ではなかったら・・・評価はされない。例えば、お料理コンクールで「ドーナツ」と言う課題に対して「パン」を作ったらならば。。。いくら最高級に美味しく出来上がっても評価はされないということ。

2017/12/17 04:04

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以心伝心

個人的に大好きな四字熟語の一つが「以心伝心(いしんでんしん)」意味は「以心伝心とは、言葉や文字を使わなくても、互いの気持ちが通じ合うことのたとえ。」【注釈】元は仏教用語。禅宗の語で、言葉や文字で表されない仏法の神髄を師から弟子の心に伝えることを意味した。「心こころを以もって心こころに伝つたう」と訓読する。先日書いた「思いやりの嘘」というのが成り立つのは、ある意味「以心伝心」だからこそだと思う。心が通じていなければ表面だけの行動や言葉通りに解釈してしまい、誤解が生じる。むろん、親しい間柄や付き合いが長くてお互いに性格など良く分っている間柄に限るけれど、何も言わずして気持ちが通じ合うというのは本当に有難いなあと感じる。実は今日の夕方に友人からクリスマスプレゼントをいただいた。プレゼントの袋を開けるとそこには美しいブローチが3個も!プラバン製で軽くておしゃれなオリジナルの手作りブローチ!!!それを見た瞬間に友人の言わんとすることや、友人がどんな気持ちでそれらを作ってくれたかがすぐに分かった。結論を言うと「3個のうちカワイイ動物デザインのものは共通の知人に渡してね。彼女をイメージして作ったのよ。」というメッセージが込められていたのですぐに共通の知人に渡した。時間が前後するけれど今朝、ブローチの製作者である友人から素敵なメールもいただいた。「陰陽師さまと目が合うと痛みもなく腹がぱっくりと自然に割れだして丸見えになる(中略)陰陽師さまなのでわざわざ他人の腹を切り開くまでもなくお見通しでやんすね。」これを読んで思わず大笑いしてしまった。ハイ、最近ブログに登場している「娑婆」→「バアバ」→「シャバ」と読み、以来「その筋」の人のような文体でメールをくれる友人。残念ながら?!百パーセントの「以心伝心」はあり得ないけれど、聡明で優しくて思いやりのある友人とはお互いに「以心伝心」の場合がちらほら。言葉がいらない?ので便利~。それ故に「陰陽師、怖い怖すぎる」とビビられているけれど。第三者に思いを伝えるには「言葉」「正しい表現」「論理的な説明」が不可欠だけど、親しい間柄には時として言葉は不要だなあと感じる。これからも時と場合に応じて「以心伝心」を感じたいものだ。

2017/12/16 19:09

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二重敬語

二重敬語とは同じ種類の敬語を二重に使ってしまうことで、文法的には誤り。敬う気持ちを存分に発揮しているという点においては評価するけれど?!それでも聞いたときに違和感があるのは職業柄か?それとも日本人として当然のことか?よくある二重敬語としては「お~なる」という尊敬を表す「れる、られる」を一緒に用いたもので「(誤)社長がおっしゃられていました」「(誤)先生がお越しになられました」など。正しくは「社長がおっしゃっていました」「先生がお越しになりました」となる。入試でも時々「次の表現に誤りがあればその部分に×をつけて正しく書きなさい」と言った感じで出される。点数配分的には大きくはないけれど、1点で合否を分ける入試では「敬語」では落とさずに点数を取ってほしいもの。また、敬語に関しては今後ずっとついて回る・・・つまり将来的に役立つ!ので繰り返し繰り返し学習して正しい敬語を身につけてほしい。とはいえ、自分自身が常に正しい敬語を使えているか?と聞かれるとはなはだ心もとない。ただ、「お~なる」と「れる、られる」を一緒に使わない!などと常に意識をしている。中学3年生で推薦入試を受ける生徒たちは各学校で面接練習が始まったようだ。面接で高得点を稼ぐためのポイントはいくつかあるだろうけれど、そのうちの一つは「正しい言葉遣い」だと言える。むろん、大人でも難しい「敬語」を15歳の青年が間違えたからと言って大幅に減点されることはないだろうし、「一生懸命な姿勢を評価し・減点なし」かもしれないが「正しい敬語」を使うに越したことはない。二重敬語以外にもよくある間違いが、あらゆるものに対して「接頭語」をつけること。「母さん」→「お母さん」、「餅」→「お餅」は正しいけれど「椅子」→「お椅子」とは言わない。かれこれ十年以上前に通っていた歯科クリニックはドクターをはじめとしてスタッフ全員がとても丁寧な対応をしてくださるのは有難かった。けれど「お椅子にお座りになられてください」と通院のたびに言われるとかなりの違和感があった。しかも全員がマニュアル通りに先のセリフを言うのでドン引き・・・・。「椅子に座ってください」でいいのにと言いたかった。一体誰の方針で、誰がスタッフの教育をしたのだろう?と今となっては懐かしい思い出。※この記事は昨日書いたものだけど、アップ出来ていなかったので今日アップする。

2017/12/16 19:04

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「思いやりの嘘」

十訓抄に次のような話がある。【白河院が天皇であったご時世に、九重の塔の金属の部分を牛の皮でそれらしく作ったということが世間のうわさになり、修理の責任者である藤原定綱が、(白河院から)罪に問われるらしいということが伝わってきた。仏像作りの誰それという者(仏師)が事の真偽を確かめるよう仰せつり、九重の塔に上ったけれど途中で下りてしまう。涙を流して顔色を失って「命があるからこそ、白河院にもお仕え申し上げられる。正気もなくして、黒白の見分けもつかない気分です」と言ったそうで、白河院はお笑いになって特別な処罰も行わずそのままで終わってしまった。世間の人々は仏師のことを馬鹿にしたけれど、誰かが(この場合は定綱)処罰されるかもしれないことを避けるために仏師は愚か者のふりをして人の命を助けたということを顕隆卿は見抜いてほめた。この仏師は長く院に仕えた。】古文中には仏師の気の回し方、思いやりの嘘を顕隆卿が見抜いたという記述しかないけれどおそらく白河院も見抜いていたに違いない。それが証拠に①九重の塔の金属部分が本物かどうかを別に人に確かめさせることをしなかった。②仏師を長く仕えさせたから。実は20年前に似たようなことがあった。当時家庭教師として女子高生を教えていた。彼女は松田聖子の大ファン、それゆえ両親が彼女にクリスマスプレゼントとして松田聖子のディナーショーのチケットをプレゼントすべくして数時間電話をかけ続け2枚ゲット。そしてそれを娘には「本当はお父さんとお母さんがディナーショーに行くつもりだったけれど、既に予定が入っていたのを忘れていた。だからあなたと家庭教師の先生で行っておいで。」と渡したのだ。それを真に受けた彼女は「先生!ひどいと思いませんか~~~?そんなわけでぜひ一緒にディナーショー行ってください♡」とのこと。彼女は両親の言葉を真に受けていたので、家庭教師の先生や娘に気を遣わせないためにご両親がわざと嘘をついて下さったんだよと言ったうえで有難くチケットをいただいた。お気持ちのこもったプレゼントのコンサート、おかげで一生の思い出となっている。「思いやりの嘘」を上手につける、またそれを

2017/12/14 17:33

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小論文対策

「小論文」と「作文」は似て異なるものなので、入試に「小論文」が必要ならば出来るだけ対策を取った方がいいと思う。その手段としては通信講座、学校の先生、塾の先生、予備校の授業などなどがあり、自分に合ったものを選べばいい。全くの対策なしで受験するのは、まるで防寒具を着用せずに冬の北海道の野外を過ごすようなものだと言いたい。「寒い寒い」と震えながらでも短時間防寒具を身につけず冬の北海道の野外を過ごしたとしても体調を壊さない、元気そのものの人もいる一方で、下手すると凍傷になる人もいるわけであって・・・。さて、通塾中のY君の保護者様から連絡が入った。てっきりY君のことかと思いきや、現在高校3年生のY君のお姉さんの小論文対策依頼であった。もちろん喜んで引き受けるつもりで、近々目指す方面の学部などについて伺う予定。小論文対策としては①文章の書き方、型指導②問われるであろう分野についての知識を増やす③実際に時間を計って書く訓練⇒添削、この三点は不可欠だろう。たとえ①を習得したとしてもそもそも自分の知識や考えのストックがないことにはアウトプットすることが不可能になる。だから対策としては①はもちろんのこと②についても毎年生徒たちに何冊か本を渡して読む、特定ページについてまとめる、こちらが提示した課題についてまとめる、調べるという作業を課している。自分自身の若い頃のことを振り返ると、とっても上手に小論文をまとめることが出来る人に対して「羨ましいなあ~」「元々頭がいいんだよなあ、きっと」と思い込んでいたけれど、今だから言える。小論文に限らずどの分野においても「上手」」の域に達している人は実は影ながらの努力をしているということ。そしてその努力とは本人の努力はもちろんのこと、周囲の指導、周囲の指導を受けることが出来る環境を整えるという努力のこともさす。つまり入試で「小論文」が必要な場合は①訓練、練習が不可欠☜具体的な内容は先の述べた3点②①をするための環境を整えること、が大切だなあと感じる。そういう意味では本当にY君の保護者様の熱意には頭が下がり、その熱意に応えるよう頑張ろうと思っている。

2017/12/13 19:01

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袖振り合うも他生の縁

「袖振り合うも多生の縁(そでふりあうも たしょうのえん)」という諺がある。意味は「見知らぬ人とたまたま道で袖をすり合わせるというのも、前世からの深い因縁によるものであるということ。人と人との関係は単なる偶然によって生ずるわけではないので、大切にしなくてはならないという仏教的な考え方。」 「多生」は「多く生きる」つまり、現世の前に積み重ねた数多くの前世。その数多くの前世の因縁が積み重なった結果が現世で袖を振り合うという出会いになっている…と言う意味だけれど仏教的な思想観念を離れて考えた場合でも、一つの出来事の裏には沢山の出来事や数えきれないぐらいの要因が重なり、それが時として大きな出会いにつながるのだろう。おかげさまで自分自身も今年も本当に素晴らしいご縁に恵まれて有難い限り。先日、メンターに「いや~、今年もおかげさまで本当に素敵な出会いがありびっくりです。いやはや我ながら運がいいですよね~~~。そもそも○○さん(メンター)にかれこれ10年近く前に知り合ったおかげで人生が変わったわけで。感謝感謝です。ちなみに出会いに恵まれるかそうではないかの差は何でしょうか?」と聞いたところ、一言「出会いはすべてご縁ですから・・・。(チーン、終了)」とのこと。(゜-゜)(゜-゜)、ウーン分かったような分からないような。その回答をブロ友でもあるひさぺー先生のブログ上で発見!言葉をお借りすると「些細なことですが、こちらがちょっと心持ちを変えただけなのに、不思議なぐらいに良い方々と『縁』をつなぐことができました。」これに尽きると思う。なるほど、自分自身のことはなかなか客観視できないけれど例えば生徒さん・・・。国語の成績が良い悪いは関係なく本人のやる気、素直さ、誠実さ(一言で言うと心持ち)によって応援したくなったりそうでなかったり。☜お月謝をいただいているという立場上、基本的には平等に指導しているけれど・・・・。ただしこちらも人間なので感情というものがあるわけで、かれこれ1年近く前に「やる気をある子を応援する」≒「贔屓?している」と書いた通り。つまり「よし、勉強頑張るぞ」「素直に!」という心持ちのタイプ、そのような心持ちになったタイプは必ず指導者から応援してもらえる(縁をつないだ)。さ、生徒に負けないよう、来年以降も新しい野望に向けてのご縁をいただくべくして「心持ち」を正しく正しく!と自分に言い聞かせている。

2017/12/12 17:03

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文体模写の才能

文豪や著名人など、100通りの文体でカップ焼きそばの作り方が書かれた「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら 」シリーズ本が話題になっている。本屋さんに山積みになっているのを見かけ、買おうか迷ったけれど…買わなかった。なぜならば自宅には「積読」状態の本が多く鎮座しており、読む余裕がないと思ったから。でもひょんなことから気が変わったので近々手に入れて移動中の合間などに読もうと今から楽しみだ。さて、なぜ気が変わったか?!ブログやメールで文体模写された文章を目にして思い切り笑え、そして感動し文体模写の才能をお持ちの方々に尊敬の念を抱いたから。同じ内容を発信するにしてもフツーに、その人自身の日常的な言葉を使うのと別の人間になりきったり、とある地域の方言だけで語るのとでは受ける印象が全く全く違ってくる。ひと工夫凝らした表現に触れるのはとっても新鮮だ!まだ「もし文豪たちが・・・」シリーズを手に取っていないので果たして本当に文豪らしい文体模写になっているのかは確認できていないけれど少なくともこういうタイプの本から文豪を身近に感じ「こんな真面目な文体の人ってどんな本を書いているのだろう?」と文豪の作品を直に手にする人も出てくるだろう。つまり、きっかけは何であれ文体模写の作品は文豪の作品に触れるきっかけにもなりうることが素晴らしいと思う。かくいう自分自身も2年前のちょうど今頃に「少しでも古文への嫌悪感をなくしてほしい」と必死でディズニーのクリスマスにふさわしい歌を古文に翻訳したことを懐かしく思い出す。話を戻して、先日「お、これ面白い!」と思えた文体模写は、いつもお邪魔させていただいている「りりおん」様のブログ中の熊本弁で書かれている「山月記」の要約(12月5日付のブログ)!思わず素晴らしい~~~~と何度も何度も読み返した。こんなにも完璧に要約し、それを熊本弁で表現なさるとは流石だなあとただただ感心している。りりおん様のブログを読むと分かるけれど、とても文才がある方。だからこその芸当、いやお見事。さてもうひとかた、素晴らしい文体模写のメールをくれたのが先日病気治療のために入院しており無事に退院した友人。ふざけて「娑婆(シャバ)の空気はいかに?」といったメールを送ったところ、ちゃっかりとその筋の人になりきって独特口調のメールを送ってくれて思い切り笑わせてもらった。いやはや、世の中には才能ある人がいるもんだなあと改めて感心しきり。

2017/12/11 03:40

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基本は「主語」と「述語」

文章の骨組みは言わずもがな・・・「主語」と「述語」!まずはこれをしっかりと把握しておく必要があるのだけど・・・。記述問題などの採点をしていると、本文中において「まとめる」部分は合っているのだけど如何せん主語と述語が合っていない解答がちらほら。折角「おっ、いいぞ~」と思いきや最後の最後でこけるというパターンが多い。本人としては字数以内に収めようとして必死がゆえに最後の最後(つまり述語)を削ってしまうのだ。本来ならば修飾語を削るべきところなのだけど・・・。むろん述語をいれるべきだとは皆分かっているけれど複文(主語・述語の関係を二組以上持っていて、それが対等でないもの)になると途端にパンクしてしまい、支離滅裂になってしまう。それを避けるためには①問いに対しての答えの主語と述語をしっかりと把握する。②自分が書いた文章の主語と述語が合っているか?を意識する、この二点に尽きる。この訓練をしっかりしておくと英語の長文読解においてもどこまでが主部か、さらには主部が長い場合においてはどれが主語かを見分けることが出来るようになるだろう。とはいえ言うは易し行うは難し・・・、「文章全体の内容把握、記述の際に主語と述語が合う文章を書く」ための訓練として中三の一部の生徒に「要約」演習を先週から行っている。かなり長い文章(1000字程度)を200字以内にまとめるという課題を先日出したところ・・・・撃沈。初回だから仕方ないと思い、速攻で見本の要約文を書いて示し、どこをどう削ればよいかなど実例を示しながら説明した。また、別の生徒にも修飾語の削り方などを実例を示し説明。逆に、修飾語のつける位置によって意味が全く違ってしまうという演習を中学生全員に対してプリント課題を使用して行った。とっても頭がいい某生徒が「こんな書き方する人っていますかね~?絶対いないですよね。」とポツリ。思わず「君は日頃から注意して文章を読んだり書いたりしているから、こんな間違いをすることはない。でも、思い付きで何も考えずに書くとこういう誤解を招く文章になり、こういう訳分からない文章を書く人って多いよ。」と思わず力説した。結局はいつも書いているように、正しい文章を書く、上手な文章を書くためには正しい訓練や練習が一番か。

2017/12/10 06:01

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「ユーモア」は無敵?!

「絶望の反対語はユーモアだと思う」と、とある有名なタレントが発言したと話題になったことがあり、うまいことを言うなあ~と感じると同時に「ユーモア」は「絶望」の反対語のみならず、あらゆる場面において有効で効力を持つなあと実感する。少なくとも、日ごろは苦虫を嚙み潰したような顔をした指導者を懐柔させたり、クレーマー撃退に対して一回は効力を発する。先日の中学生授業でのプリント演習時に、中間テストを終えたばかりで少々気が抜けてしまいなかなか手が進まないS君。思わず「早く!これを仕上げるまで帰さないよ。居残り~~~!」と言ったところ彼はポロリと「僕はマッチを売らないと帰れません。家に入れてもらえません。ああ((´;ω;`)ウゥゥ・・・」とマッチを擦る演技を始めるではないか☜そう、アンデルセン童話の「マッチ売りの少女」の「少年バージョン」!思わず「分かった分かった。マッチをすべて買ってあげるから大丈夫。とにかくやりましょ。」と笑いをこらえるのに必死だった。本来ならば「プリント嫌だよ~、面倒くさいよ~」VS「勉強になるし、大切なことだからやろう!」という相反する意見がぶつかるところなのだろうけれど、ユーモアで返されると思わず態度を軟化させてしまった(苦笑)。ところで新聞社に勤めていたことがあるという知人の話。新聞社には色んな問い合わせが毎日のようにあるそうで、問い合わせならばいいのだけれど中には「クレーマー」も存在するとか。一応、名乗られるから無下に電話を切ることができないらしく毎日社員さんたちは対応に困っていたそうだ。そんなある日、クレーマーの対応に困っていた女性社員から電話を内線で回してもらい、電話を替わった瞬間に知人は「〇×△※☆。。。。」と韓国語もどきをまくしたてたらしい。(別に韓国語に限らず、相手がひるむであろう日本語以外の外国語であればOK。ビビらせるためにとっさに韓国語もどきが口をついて出ただけ)。周囲の社員さんたちは笑っており、当の本人もまくしたてながら笑いをこらえるのを必死だったとか。気が付くと電話を切られており無事にクレーマー撃退成功。先日、それを実演してもらったところ「最高」だった。ギャグと分かっているから捧腹絶倒だけれどクレーマーにとってはかなりの恐怖だったに違いない。いやはや侮ることなかれ「ユーモア」。

2017/12/09 16:14

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答え方に要注意

答え方って意外と難しい。聞かれたことを答える必要があるとは皆、頭では分かっていても内容把握の方に意識がいってしまい答え方をおろそかにしてしまうことがあるので要注意。例えば本文では「日本人は日本語をおろそかにしすぎている。これはよくない。」、問では「筆者はどんなことを希望していますか?」とあった場合に「あ、ここが筆者の主張だ!」と先に紹介した文章をチェックし、そのまま答えてしまうタイプが意外と多い。本来ならば、筆者は「日本語をおろそかにすることはよくない」→「日本語をおろそかにしてほしくないおろそかにしないことを希望している。」が正解。つまり本文中には「良くない(×)」の内容が書かれ、問では「希望(〇)」を聞かれているので本文の逆を答える必要がある。これは国語に限らずほかの科目に関してもよくあるパターン。例えば理科で「望遠鏡で太陽を見る時にしてはいけないことは?」と問われた場合に正解は「太陽を直接、目で見ること。」なのだけれど「太陽を直接、目で見てはいけない。」と言った具合に既に知っている知識だからこそ大して考えずにそのまま答えてしまう。「太陽を直接、目で見てはいけない、いけない」とは文章としては続ないことは落ち着いて考えれば分かるのだけど・・・。では、こういった間違いを防ぐためにはどうするか?「何を聞かれているか?」を常に意識するしかない。それは勉強の時のみならず日常生活においても意識しておく方が良い。日頃から意識する習慣をつけておくと間違いやミスを防ぐことができるし、日常生活では人間関係においても誤解を招くことが少なくなるから。特に会話などの場合は「聞かれていること」に応えずに自分の言いたいことばかりを主張してしまうと論点がずれてしまいお互いに訳が分からなくなる。まずは「聞かれたこと」に応える、答える!これを日ごろから意識したいもの。

2017/12/08 17:31

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