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小さな国語塾のつぶやき

古文

古文の「ぬ」には完了、否定の二種類あり、それらを見分けるための方法を記載した資料を昨日から作成中。古典の資料作りで大活躍するのが「百人一首」!五七五七七という短い言葉の中に、古典における大切な要素がぎっしりと詰まっているので、資料を作る側としても大助かり、逆に古典を勉強する立場からすると大いに役立つ教材だと言える。「係り結び」「和歌のきまり」はもちろんのこと、現代とは違う意味を持つ言葉、文法、当時のしきたりなどあらゆる学習に使える。古文は日本語で書かれてはいるけれど、英語同様にきちんと最低限の決まりを覚えないと意味が全く分からなくなるので「日本語だから~」と侮ることなく、生徒には地道に頑張ってほしいと思う。そのためのお手伝いを少しでも出来たらいいなあと今日も資料作成の続きをすることとしよう。こうご期待。

2014/10/18 08:45

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関連付ける

国語と社会の歴史分野では共通点が多く、それらを考慮して教科書が編集されており素晴らしいことだと思う。たとえば小学6年生の国語で枕草子の冒頭部を習うころ、歴史で平安時代のことを学習するといった具合に。国語、社会両方で「仮名文字」「枕草子」「紫式部」。。。と学ぶので記憶に定着しやすい。さて、国語と社会で学ぶ代表的人物といえば「みだれ髪」「君しにたまふことなかれ」を書いた与謝野晶子。意外と知られていないのが源氏物語の2回の現代語訳。出版された2度の源氏物語の現代語訳の他、関東大震災によって焼失してしまったために世に出ることの無かったのがあるという。関東大震災の年号(1923年)を「人の(1)苦(9)ふ(2)み(3)にじった関東大震災」とゴロ合わせで昔々に覚えたが、まさに与謝野晶子という歴史上に名を残した彼女の苦を踏みにじったのが関東大震災。そう関連付けると与謝野晶子の生きた時代、関東大震災の年号は忘れないだろう。暗記というのは関連付けることが大切。

2014/10/17 03:01

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作家とは・・・

文筆家、特に作家として成功するための絶対条件は「人並み外れた妄想力」だと思う。言い換えると「妄想力」という名の「才能」。むろん、文章力、教養、努力、運などなど成功するための条件は数えきれないのだが絶対に欠かせないのが「妄想力」では?と作家の私小説を読むたびに感じる。例えば、目の前を猫が通り過ぎたとしよう。①何も感じない②「あ、可愛い猫ちゃん」③「あれ?こんなところに猫。最近は家猫が多いのに・・・ということは野良猫?でも毛並みがいいし、きっとどこかのお店の看板猫?」④「あ、猫。とっても毛並みがいいしきっと素敵な家族に育てられているに違いない。優しいご夫婦と、小学校低学年ぐらいの女の子の家族で・・・・家は2階建て。今日はお天気がいいから、リビングの窓があいててそこから抜け出して・・・」などなど。4つの例をあげたが、作家と呼ばれる人は当然④。いやはや、よくまあ「ふとしたこと」からそんなにも想像が広がるなあと感心するぐらいで、言い換えると感性がいい?!常に「妄想力」のスイッチを入れておくのは至難の業だが、学校の課題で作文等々を書くときは少しだけ、作家気分になってみると意外とスラスラ書けるかも?!

 

2014/10/16 09:51

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影響

中学生用の問題集に河合隼雄氏(心理学者)の「こころの処方箋」の一部が引用されており、これを読んだ瞬間に寺田寅彦(科学者)の「科学者とあたま」とよく似ている内容だなあと思った。「こころの処方箋」では、著者が『夏目漱石の「道草」を読んで「道草」こそ「道の味」を味わうことができると考えた』とある。寺田氏の「科学者とあたま」では、『頭のいい人は(中略)道ばた、あるいはちょっとした脇道にある肝心なものを見落とす恐れがある。頭の悪い人、足ののろい人が、ずっとあとからおくれて来てわけもなくそのだいじな宝物を拾っていく場合がある。』と書いている。たまたま先日、「寺田寅彦は、夏目漱石の弟子で随筆の名手」だということを知り思わず納得。つまり二人とも夏目漱石の影響を受けていたのである。人間、特に若いうちは良くも悪くも様々な影響を受けやすい時期。時には名作、名文というのに触れることが必要では?!

2014/10/15 12:02

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推敲

どんな文章でも「推敲」は必要で、特に学校教育において評価されるであろう「作文」「意見文」「読書感想文」などはいうまでもない。以前に書いたが、出来ることならば第三者に見てもらうのが一番なのだが・・・すべての場合に事情が許すわけではなく自身だけで推敲しなくてはならないことがある。たとえば、入学試験などなど。その場合には「別の人間」になりきって読むとよい。そうすることによって、誤字脱字のみならず「長すぎる文章」「違和感のある表現」を見つけやすくなる。むろん、完全に「別の人間」になりきれるわけではないが、「自分が書いた文章」というよりも「人が書いた文章を読む」という意識で読むことが大切。つまり客観的に読むことを意識すると推敲がうまくいく。

2014/10/14 12:17

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「花鳥風月」「花鳥諷詠」

秋といえば紅葉、日本は四季がはっきりしているため一年を通して様々な自然の景色を楽しむことができる。また、特に北海道は自然豊かな土地なので、わざわざ行楽地に行かなくても日常的に紅葉の景色を堪能できるので本当に幸せである。さて、そんな美しい自然をあらわす言葉として「花鳥風月」がある。いうまでもなく、これらのすべてが自然の美の代表で、花を観、鳥の声を聴く風雅さが日本の心だ、というのがその意味である。この四字熟語は、室町時代初期の能楽師、世阿彌の造語だと言われている。また、「花鳥風月」に似た言葉の「花鳥諷詠」は、高浜虚子が1927(昭和2)年に主唱した俳句作法上の理念で、ホトトギス派の指導方針ともなった。春夏秋冬の自然の推移、それに伴う人事界の動向を客観的に諷詠するのが俳句の本道であると説いた。「花鳥風月」「花鳥諷詠」ともに日本人の文化的思想をあらわした素晴らしい四字熟語だと言える。

2014/10/13 03:39

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敬語

「敬語」という言葉を聞くと「難しい」「面倒くさい」「日本特有」・・・などなどいろんなイメージがあるだろう。敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の三種類あり、これらを正しく使うのは至難の業。張り切って使おうとすると二重敬語になってしまったり、はたまた実は逆になってしまってたり。例えば本人は尊敬語を使ってるつもりが謙譲語になってしまったり。難しいからこそ、小学校の教科書のみならず中学校の教科書にも取り上げられており、学習するようになっている。当塾でも今月末から来月にかけて、敬語の仕組み、最低限覚えたほうがいい言葉について学習予定。では、こんなに難しい敬語は簡略化したりなくしたほうがいいかというと、そうは思わない。「敬語」をはじめとした礼儀というのは、この世をうまくいかせる油のようなもの、つまり潤滑油のようなものだと思うからである。礼儀を守ることで人間関係の歯車がスムーズに回ると思う。親しき仲にも礼儀あり、時には意識的に敬語を使うのもいいか?

2014/10/12 16:10

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吹くからに・・・

台風19号の影響か?昨日は風が強い一日であった、これからますます強くなるのか・・・と気になるところだが。とはいえ、根が基本的に暢気な自身はというと次の名句を思い出したので紹介する。「吹くからに  秋の草木(くさき)の  しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ(百人一首より」(訳)「山から秋風が吹くと、たちまち秋の草木がしおれはじめる。なるほど、だから山風のことを「嵐(荒らし)」と言うのだなあ。」昔(平安時代)は今と違って建てつけが良くないため、風の音や激しさがすさまじかったと想像される。そんな中、「山」と「風」の漢字2文字を合わせれば「嵐」になるという遊びも盛り込むとはなんと「粋」なはからい!だからこそ千年以上の時を経ても色あせない歌なのだろう。
 

2014/10/11 02:16

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紛らわしい日本語

日本語とは同じ発音ながら違う漢字を使ったり、はたまた表現は全く違うが定義の違いがあいまいだったり・・・本当に難しい言語だなあと改めて感じる。たとえば、「誘致」と「招致」はほぼ同義語で「招いてきてもらう」となるが「召致」だと命令してきてもらうという上から目線的な意味になりニュアンスが違ってくる。また、パートとアルバイトの違いは?といわれると困る人がほとんどだろう。調べてみたところ、「パート労働法」によって、定義づけられているのがパートで、「正社員の4分の3程度までの労働時間」が基準、現在は週30時間までがパート労働者となる。一方「アルバイト」は雇用関係では「臨時雇い」で、解釈は多々あると思うが極端な話突然の解雇もありうるということだ。とはいえ、厳密にそれらを区別している企業は少なく、ある意味雇い主の考え方や解釈でアルバイトとパートという言葉を使い分けているのが現状。気をつけて日本語を使っていきたいものだ。

2014/10/10 14:19

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指示語2

「指示語が指す内容を答える場合、指示語の代わりに、指示内容を入れてみて文章がつながればよい」ということを6月16日に書いた。ところが、指示内容が分かったとしても指示語の代わりにあてはめてもつながらない場合がある。例えば次のような問題。本文「現実世界にはいろいろなものが存在する。しかし、それがあらわす言葉を知らないと・・・」問「それ」はどんな内容を指していますか?小学高学年や中学生ぐらいだと「それ」が直前の「現実世界にはいろいろなものが存在する」を指すのは分かるだろう。が、このままの文を「それ」の代わりに入れてみるとおかしな表現になる。なぜならば、「それ」は名詞なのにで指示内容は名詞ではなく動詞で終わっているからである。では、どうすればいいか?指示内容の部分を文節に分けてバラバラにし、それらを並び変えればよい。今回の場合、答えは「現実世界に存在するいろいろなもの」となる。

2014/10/09 01:49

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