[ログイン] 便利につかおう![新規会員登録] [パスワードを忘れた方へ]
掲載されているスポットは営業時間の変更や休業となる場合があります。イベントについては延期や中止となっている場合がありますのでご注意ください。
  • スポット情報へ
  • 090-4830-7204

小さな国語塾のつぶやき

言葉を選ぶ

小学生のうちは、行事作文を書くのが恒例だが中学生になると長期休みに「意見文」「読書感想文」「人権作文」などを書く機会が増える。学校の授業中に書くのとは違い、長期休みの課題なので時間的にじっくりと取り組むことが出来る。だからこそ、中学生以上の場合は「言葉を選ぶ」ことを意識してほしい。単に「初めて知った」「すごいと思った」「~したい」という簡単な言い回しだけではなく、そこにどんな言葉を付け加えると文章が生き生きとするかを熟慮し、じっくりと「言葉を選ぶ」という作業が大切。例えば、「異文化の人と付き合うときは、文化の違いについて理解したり話し合いをしないと誤解を招くと知った。だからきちんと相手のことを理解するために前もって異文化について調べたり・・・・」という文章があったとする。「誤解を招くと知った。お互いに誤解したままだと悲しいことだ。だから・・・」と言った具合に、事実の部分に少しでいいので自分の気持ちを付け加える、その時にはいつも書いているように、ありきたりの抽象的な言葉は極力避けのがポイント。

2015/06/09 10:49

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

運動会作文

土日に無事に十勝管内の小学校で無事に運動会が開催され、本人はもちろんのこと保護者の方々もホッと一息ついている頃だろう。明日になったら、その興奮冷めやらないうちに!と、たいていの学校、学級では「運動会作文」を書くことになるからと先週まで国語塾では作文対策。高学年の男子生徒が練習で書いた作文が上手だったので、ぜひ参考になればと思い紹介する。まだ本番前ということで、運動会に関しての自由な作文を書いてもらったところ、彼は「校長先生をはじめとした、司会進行における長い話」にスポットを当て、貧血を起こしそうになった自分と、平気でシャンとしている友人を対比させて書いた。他にも上手に対比を盛り込んでの素晴らしい文章。彼の文章の素晴らしいところは①ちょっと変わった視点を持ったこと②上手に対比を使ったこと。中学年ぐらいまでだと「~~をしました。次に○○の競技をして楽しかったです。」といった、時系列に並べただけの文章になりがちだが、そろそろ時系列を卒業して①テーマを決めて書く②去年と比べて、練習時と比べて、自分と周囲を比べてどう違うかといった対比をうまく使う。この2点をしっかりと意識して取り組んでほしい。

2015/06/08 12:44

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

理解したつもり

テスト、テキストで間違えた部分を直して理解することが次のステップにつながるということは言うまでもない。が、小学生以下の学年だと一度間違えると、「じゃあ、これはどう?」という風に次から次へと答えを出してきて、まるで当てっこになってしまうことがある。適当に答えを当てにいっているわけだが、本人はそれに気づいておらず、○になると「自分はその問題はできた」と誤解してしまう。また、中学生ぐらいになると「当てずっぽう」で答えることはしないが、素直に答えだけ写して理解した気分になることが多々ある。勉強を一生懸命している割にはテストの点数などが思わしくないという場合は、先に書いた状況に陥っている可能性がある。本当は理解していないのに、そのことに本人が気づいてない場合は極力第三者が気づいて、本人にも気づかせる必要がある・・・・。が、なかなかそこまでの把握は難しいのが現状で、その現状打破をする術を常に考える今日この頃。

2015/06/07 02:39

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

一期一会

先日、スーパー内で「苺一会」という言葉を目にし、思わず「?」と足をとめた。6月1日から、帯広を代表する製菓メーカーである「柳月」が三方六発売50周年記念ということでイチゴ味の三方六を発売しており、それの宣伝文句であった。「一期一会」という茶道の言葉をもじったものであるが、成程~うまい言い方だなあと妙に納得。さて、「一期一会」とは【一生に一度だけの機会。生涯に一度限りであること。生涯に一回しかないと考えて、そのことに専念する意。茶道の心得を表した語で、どの茶会でも一生に一度のものと心得て、主客ともに誠意を尽くすべきことをいう】。内容的にも「苺一会」はバッチリだと感心しつつ、帰宅後、ネットで調べてみたところ「苺一会」という言葉は全国的によく使われている当て字だということが判明。自分自身は「一期一会」から「苺一会」という言葉を知ったわけだが、逆に「苺一会」から「一期一会」という本来の言葉を知る人もいるだろう。順番はどちらであっても素敵な言い回しを知ることによって気分がホッコリする、素晴らしい当て字だと感じる。

2015/06/06 08:25

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

隠語

幼い頃に母が、雑炊のことを「おじや」、赤飯などのもち米を使った炊き込みご飯のことを「おこわ」、鰹節のことを「おかか」というのに対して「これって方言?」と勝手に思っており、自分自身は基本的に「雑炊」「赤飯」「鰹節」という言い方しかしなかった。実は「おじや」「おこわ」「おかか」という言葉が女房言葉であると最近になって知った。女房言葉とは(にょうぼうことば)とは、室町時代初期頃から宮中や院に仕える女房が使い始め、その一部は現在でも用いられる隠語的な言葉。優美で上品な言葉遣いとされ、主に衣食住に関する事物について用いられたそうだ。つまり、直接口に出すことがはばかられる場合や事物に対して隠語として使われ始めたようだ。現代の隠語で一般的なのは、飲食店内における「ゴキブリ」=「花子さん」。←幸い、北海道ではゴキブリがいないため飲食店で「花子さんが出た」という言葉は使われないが。隠語とは、直接口にするのは・・・という言葉を別の言葉に置き換えるという「心遣い」が元々の由来というのが日本語らしく、美しさを感じる。最近では「隠語」というと業界内での専門用語や仲間意識を高めるための言葉という意味合いが強くなっているが。

2015/06/05 16:45

ヒデ@バドミントン

日常会話の中で落語のオチと似た場面で、ただその言葉だけを呟くおじさんがいました。みんなにスルーされてて、私もはじめ気付きませんでした。後になって気付いた時に、その方が何も説明を付け加えないことを「粋」に感じました。

2015/6/8 09:17 返信

スポット@めむr国語専門塾

コメントありがとうございます。そうなんですよね~、後から言い訳がましく説明をグダグダ…となると折角の「言葉」が台無しに!何も説明を付け加えないことに対しては、私も「粋」を感じます!

2015/6/8 12:35 返信

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

続き

昨日の続きで、今日も中間テスト向けの「ミニ講座」。国語の教科書のはじめには、必ずと言っていいほど「詩」が紹介されているので、必然的に年度初めは「詩」を学習する学校が多い。いつも書いているように「詩」というのは「読むのは簡単」だが、「解くのは一番難しい」。一言で言うと、短い言葉の中にあらゆる技法が詰まっているから。例えば4連の詩の場合、1連と3連、2連と4連が文章の型としては「対句」になっているが、内容的には1連と2連、3連と4連がペアという風に二重三重に技法が凝らしてあることが多い。そのため、きちんと整理整頓して頭の中に入れておかないとパニックしてしまう。とにもかくもノートや学校で配られるプリント類をしっかりと読み返すことが大切。さて、ここから別話題。昨日、「『社会人講座』の需要があると思う」というありがたいコメントをいただいた。正直言って「社会人講座」は自分にとって一番興味がある内容なのだが、実際に開設(単発、長期に限らず)となるとそれなりに告知してアピールする必要がある。様々な方々の意見を伺いたいので、何かグッドアイデアがあればいつでもご一報のほどを!

2015/06/04 13:21

ヒデ@バドミントン

社会人講座、簡単に言いましたがPRなど難しいですよね。
興味を持たない人こそ講座受けてほしいんですが…。

○勝手にターゲット案○
1.営業マンなど。大人の嗜みとして正しい国語を身に付けたい。
2.業務上メール等を使う人。必要なことを簡潔に伝える技術的な国語を身に付けたい。
3.部下を持つ階層の人。過不足なく人にものを伝え教える技術を身につけ、部下には「2.」の技術的な国語を身にくけさせたい。
4.セカンドライフの趣味として。詩や古典・現代文問わず知見を深め、大人の知的満足を追求してみたい。

2015/6/4 17:18 返信

ヒデ@バドミントン

それと、私の場合は資格試験で論述3,600字などの設問があります。専門知識の内容は別として、過不足ない説明文を求められるという部分は国語力が必要です。業務上報告書も書きますので、文章力や段落の構成力も必要になり、なかなか練習できないので上達しません。…といったニーズもあると思います。

外野は言いたい放題ですね…(^-^;

2015/6/4 17:26 返信

スポット@めむr国語専門塾

素晴らしいコメントありがとうございます。具体的な案、有難うございます。ターゲットを2、3に絞って前向きに計画します。本当に有難うございます。それにしても、限られた時間に専門知識を3600字・・・確かにかなりの国語力が必要ですね。学生時代よりも社会に出てから、「国語力の必要性」を感じる方が多いようです。というわけで、ターゲットを社会人、仕事で必要としている人に絞ろうと思います。今後とも素敵なアイデアなどなどよろしくお願いいたします。

2015/6/4 21:38 返信

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

テーマを把握

無事に体育祭が終わったとホッとする間もなく、中学生は来週以降に中間テスト。教科書の内容だから大丈夫!と侮るべからず。対策としてはワーク演習、ノート見直しなどなどだが、忘れてはならないのが「テーマ把握」。教科書の本文は長いため、ワークは教科書を見ながら考察し穴埋めという演習が多く、それは出来るため安心してしまいがち。需要なのが、穴埋めをして完成した文章をきちんと読んで覚えること。例えば、「(   )と(   )を融合することが大切」という問に対して(   )(   )にはそれぞれ(科学 )(文学 )が入るとする。これを入れたからといって安心するのではなく、筆者の言いたいことは「科学を文学を融合すること」と必ず把握すること。また、意味段落のテーマを把握しつつ全体の流れを頭に入れること。意味段落ではキーワードや接続語が重要になってくるので、教科書にチェックを入れるのは抵抗がある…という場合はワークや問題集に抜粋されている本文の一部にきちんとチェックを入れて内容を理解すること。

2015/06/03 15:52

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

柔軟に

5月下旬の週末、6月上旬の週末というと体育祭や運動会。十勝では無事に土日の中学校の体育祭を終えたようで、中学生、保護者の方に「お疲れ様」、来週に運動会をひかえている小学生たちには「頑張れ」とエールを送りたい。さて、北海道では体育祭や運動会は5月6月に行うのが当たり前となってるだろうが、実は本州では10月10日の体育の日前後が一般的であった。最近は、5月6月開催の学校が増えつつあり、春開催と秋開催の割合は半々ぐらいだとか。なぜ秋開催だったかというと本州では「梅雨があるため」等々の理由、春開催に移項する理由は「炎天下での運動会練習をさ避けるため」「秋には行事が多いため、年間で行事を分散するため」などがあげられる。春開催、秋開催のどちらが良いかは一概には言えない。が、「秋開催」とこだわらずに学内事情に合わせて時期をずらすという姿勢には賛成。勉強もしかりで、特定の勉強法に固執すべきではなく、その時々の状況に合わせて工夫することが大切。教える側も同じで、すべての生徒に対して同じ教え方や方法が当てはまるとは限らないので柔軟に対応することが必要だと感じる。

2015/06/02 14:32

ヒデ@バドミントン

私の高校の学校祭・体育祭は連続した日程で6月に行いました。そのため、3年生の時は「祭りが終わったら受験モード」と切換える良い契機になり、また、その分お祭りは盛り上がったものです。
盛り上がりすぎた祭騒ぎを一区切りするケジメのため、クラスの男子全員が丸坊主になったのはいい思い出です。おかげで卒業アルバムは全員同じ髪型です…。

2015/6/3 09:19 返信

スポット@めむr国語専門塾

コメントありがとうございます!う、受けます・・・クラス男子全員が丸坊主の卒業アルバム!ぜひ見せてほしいです~~~~。青春ですね~~~。今はどうかは分かりませんが、私の高校は3月に学祭、秋に体育祭でした(つまり、学祭は2、3年生のみで、新入生は客としての参加です)。

2015/6/3 15:57 返信

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

年よりの遠吠え?

「小1の春 すぐ英語授業」というタイトルが、今朝の朝日新聞の一面に!よく読むと「13年に小1から英語を教えていたのは、全公立小の12%。人口減の時代を迎え、『隣の町』との競争が加速する。」とあった。つまり、小1から英語授業をしている小学校はまだまだ少数だが、今後はどんどん増えるだろうという記事。新しいことをどんどん早目から学ぶということ自体は素晴らしいと思うのだが、英語の授業を取り入れるとなると他の授業が削られる?担任の先生の負担が増えることによって他の授業(特に、文章添削指導など)にしわ寄せがくる?と懸念する。地域にもよるだろうが、ン十年前には生活日記というノートが2冊あり、毎日書いて提出、前日に書いたものが添削されて返却というのが一般的であったが今は実施しているところは少数のようだ(先生への負担が多すぎるからか)。日本人だから、普通に生活していると自然に国語力がつくと思われがちだが、それは大きな誤解だと言いたい。確かに日本語を話すことはできるだろうが、正しい日本語、さらに言うならばきちんと「文章を書く、読む」を身につけるには継続しての訓練が必須。英語も大切だが、まずは母国語の基礎をしっかり!と思うのは年寄りの遠吠えか?

2015/06/01 13:23

ヒデ@バドミントン

英語も国語も、論理的思考と構築がないとおかしくなりますよね。
翻訳機を使って自分が言いたいことを翻訳すると違和感のある英語になりがちです。解消するには、正しい日本語に置換える作業が必要になります。この時の「正しい日本語」、案外手こずりますね…。私も、基礎・土台は最重要だと思います。

2015/6/3 09:12 返信

スポット@めむr国語専門塾

コメントありがとうございます。おっしゃる通りで・・・。「正しい日本語」を意識すればするほど手こずってます。日々努力です。

2015/6/3 16:02 返信

ヒデ@バドミントン

今の部下で、大きく2タイプの人がいます。
1=自分の中でも言葉を纏められず、うまく趣旨を伝えられない(業務メールの文章が簡潔でないなどの)タイプ。
2=会話で結論を最後に言おうとするため、まず理由をあれこれ述べているうちに自分でも結論を見失うタイプ。

正しい日本語の「社会人講座」も需要あると思いますよ(^-^)

2015/6/3 17:41 返信

スポット@めむr国語専門塾

コメントありがとうございます!なるほど!「社会人講座」開設、一番私がやってみたい講座です。そうなんですよね~~、業務連絡用の最低限の「ルール」「型」を覚えると本人も周囲も助かるんですよね。思い切り前向きに検討します。よいアイデアがあれば今後もよろしくお願いいたします。

2015/6/4 13:09 返信

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

古典の抜き出し

漢文や古文と言った古典を習い始めの頃のテストには、古典本文の横に現代語訳がかかれていることが多い。そして、本文の一部あるいは現代語訳に棒線が引いてあり、その棒線の内容と合う部分を現代語から、あるいは逆に古典本文から抜き出させるという問が多い。たとえば、古文中に「将飲之」、現代語訳中に「ちょうどこれを飲もうとするとき」と一致させるといった具合。正直言って自分で古文を現代語訳するわけではないので、簡単だと思うのだが、意外と慣れないうちは答えを導き出せないことが多い。現代語訳には本文中にない言葉を補って分かりやすくしているため(つまり、訳中には本文に書かれていないことも書いてある)ので真面目に読めば読むほど迷うのである。では、どうするか?ズバリ「パズル」のように考える。例えば、棒線部が①文全体のどこにあるか?前半?後半?②「」の中か外か?③近くに句読点があるか?④同じ漢字や似たような意味の表現は?この四点を意識しておおよその場所や形式を検討するとすぐに正解にたどり着く。決して真面目に一行目から順番に読む・・・とはしないように。

2015/05/31 03:55

コメントするには会員登録後、ログインが必要です

ようこそゲストさん
「プッシュ!」でまちを応援しよう!

「プッシュ!」ボタンを押すとあなたのおすすめのスポット、共感した情報としてトップページに表示され注目度があがります!

「プッシュ!」ボタンを押すと、とんたんが!?

ようこそゲストさん

このサービスをご利用になるにはログインする必要があります。

会員登録されている方はログインして下さい。

会員登録されていない方は新規会員登録(無料)を行って下さい。