小さな国語塾のつぶやき
二重表現
今朝は激しい頭痛のため、目が覚めた・・・。時々、頭が痛くなることはあるのだが、ここまでひどいの久しぶり!というわけで今日は頭痛ネタ。よくある間違いとして「頭痛が痛い」「腹痛が痛い」という二重表現をつい使ってしまいがちで、後で気づいて苦笑いという場面はよくある。が、が、意外と最初から最後まで気づかない二重表現が次のようなもの。「必ず必要になる」「後で後悔」など。決して完全に間違いというわけではなさそうだし、違和感はないのだが、文を読んでみると二重表現になっていることが理解できる。結局は正しく言葉を使うためには頭で理解するだけではなく体でも理解することが必要なのだと感じる。「あー、そのやり方知ってる」ではなく、実際に何度も実践してみる、意識せずに出来るところまでいってはじめてその知識や技術を身につけたことになると。知識として持っていることは大切だが、さらにその知識を使いこなしたいもの。
2015/11/03 08:29
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「必ず必要」はなかなか考えさせられました。
「もしかしたら傘が必要になるかもしれない」という表現は、想定する時間が飛んでるんですね。
「もしかしたら~かもしれない」のは、想像している今の時点で「必要」になるのは想像する未来の場面になった時点。「必ず傘が必要」というのは、降水確率100%と未来を断定して…
考えていると、眠くなってきました…。お昼下がりっ
2015/11/5 13:34 返信
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コメントありがとうございます。そうなんですよね・・・。日本語はある意味あいまいなので、真剣に考えれば考える程分からなくなります。さらには眠くなります・・・。まあそれが日本語、日本人気質の良さとも言えなくはないですが。
2015/11/5 14:17 返信
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