小さな国語塾のつぶやき
てにをは
助詞、具体的に言うと「て、に、を、は」の使い方は難しく、それらを完全にマスターするということは文章力がかなりアップしたということになる。だから「文章の書き方」といった本を見ると「てにをは」をマスターするようにとしつこく書かれている。実際に「てにをは」の使い方を誤ると、文章のつじつまが合わなくなったり、 ニュアンスが異なってくるので要注意。さて、昨日の知人のブログの題名が「超ナチュラルに恋している」であったのだが、思わず①「超ナチュラル」が目的語で、超自然派の雑貨などなどに恋してる(お気に入り)?なのか②「自然体の状態で、ある物事や人に恋をしている」なのかどちらだろうと頭をひねってしまった。その後、本文を読んだのだが、果たして①なのか②なのかは分からずじまい。もしかすると両方の意味を掛けていた?!というよりも決して作家でもない、ただ日常のことをつづっているだけなので、細かいことは気にしてまでは書いてないだろう。何が言いたいかというと「つれづれに」つづる文章であればいいが、そうでない文章を書く場合には「てにをは」に注意して上手に使うべし。
2015/05/19 15:18
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現代語の乱れから来る弊害でしょうか?「普通においしい」とか。
「超ナチュラルに恋している」は②の用法なのだろう、と普通に理解した私は、既に乱れた現代語に毒されている・・・(汗2015/5/22 16:07 返信
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コメントありがとうございます!!!とってもとっても嬉しいです~~。さて、現代語の乱れ・・・は言い換えると「言葉の進化」?!であって、それについていっていない自分って古いなあと感じています。例えば、国語学者の金田一秀穂先生曰く「全然美味しい⇒まずくないという否定の意味がちゃんと含まれているのでOK」だと。むろん「普通に美味しい」はれっきとした日本語?でしょうか。
2015/5/23 02:42 返信
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