小さな国語塾のつぶやき
「撲朔謎離」
「撲朔謎離(ぼくさくめいり)」と言う四字熟語がある。意味は「性別が男か女か見分けがつかないこと。または、ごちゃごちゃと入り組んでいて区別がつきにくいこと。」(「撲朔」は雄の兎が足をばたつかせること。「謎離」は雌の兎が目を細めてぼんやりとしていることで兎の雌雄を見分けることが難しく、それを見分ける方法ということから)。木蘭という女性が父親の代わりに男装して十二年間出征して功績を上げ、故郷に帰ったあとに女性の姿で現われると皆驚いたという中国の故事から。ちなみに木蘭が女性の姿に戻ったとき、とても美人だったと言われている。先日、某ブロガーさんから「陰陽師先生って謎ですね」と言われ思わず「\(^_^)/ヤッター」と嬉しくなると同時に先の四字熟語を思い出した。とはいえ、最近ネタバレ・身バレ的なことばかりしているような気がしなくもなく、少々反省?!基本的にプライベートなこと(例えばお昼ご飯に○○を食べた・・・など)はブログでは書かない、一応「国語ネタ」を書く、読み手に先入観を与えるようなことは書かないというルールを自分の中に決めているので「謎」と言われると「ああ、ルールを守っている証拠」と自己満足に浸っている。これらのルールはあくまでも自分だけに課しているもので、ルールを課す理由は先にも書いたように「先入観を持った状態で判断してほしくない」から。むろん国語教室を主宰しているという事実から「きっとこんな人?」と、いい意味での先入観を持たれるのは当然で、それに関してはとっても有難いと感じる。逆に自分自身が初めての人と接するときはその人の肩書などではなく内面を見て判断したいと常日頃、心がけているつもり。肩書は立派な判断材料にはなるけれど肩書などが素晴らしければ素晴らしいほど冷静さを失ってしまい物事の本質を見ることが出来なくなりそうなので基本的には中身を見ようと常日頃思っており、こちらからは初対面の人に対してあれやこれやと詮索はしない。逆に、初対面にもかかわらず自分のことをアピールしまくるタイプには少々ドン引き・・・。その態度こそがあなたの評価を下げていますと内心でつぶやくことも。さて、年度末・年度初めの時期!「男・女」といった性差に関係なく、素敵な人に出会いたいなあと期待している。
2018/03/22 16:50
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