小さな国語塾のつぶやき
柔軟な発想
今週の授業では小中学生共に、昨日ブログで紹介した「斬新な表現」演習を行った。前もって例文が20近くあるプリントを準備し、心情を表す表現を自分で記入してもらった。例えば次のような例文がある。●忘れ物を持ってきてくれた母に対して( )。●好きな人の前で大失敗をしてしまい、( )。この( )に心情を表す文を入れるのだが、「とても、すごい、嬉しい、悲しい」などを単独で使ってはいけないという制約付き。最初は「無理~」と言っていた中学3年生のS君だが、二つ三つやっていくうちに「これ、意外と面白いかも!」と次から次へと「おおっ」と思えるような文章を考えついた。先の例文には「忘れ物を持ってきてくれた母に対して(将来、必ず親孝行をするよと心の中で誓った)」「好きな人の前で大失敗をしてしまい、(顔から火が出るようだった)」。さすがに中学生はS君のみならず、どの子も具体的で、成程~と思わせる内容が多かった。それに対して小学生は「心が明るくなった」「ずっしりと重い緊張感」と言った具合に短いながらも素直で素敵な表現が多く飛び出した。子供たちの頭の柔軟さを垣間見ることが出来、今後がますます楽しみにだなあと感じる一週間であった。本当にありがたいことである。
2016/04/09 16:19
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