小さな国語塾のつぶやき
伏線
長年生きていると・・・皆色々と思うことがある。しかもその内容というのが同世代ではほぼ一致するのが興味深い。昨日、友人から「ありの~ままの~♪(中断)もがくことなど致しません。釈迦の手の上の孫悟空・・・」というメールが。今日は某知人と電話で話していると「人にはそれぞれ役目というのがあるんだと思う。だからどんなに自分の力で頑張ってるつもりでも実は既に決められていたのかと思うことがある。だからと言ってじゃあ何もせずにぼけっとしていればいいというのではなく、目の前にことを1つ1つ努力してやっていくことが素晴らしい人生への近道だと感じる。」という発言が。おおっ、皆悟ってる~~~~と感心するやら納得するやら。自分自身としては人生はまさに「小説」だと思う。優れた小説とは見事なまでに伏線が張られており、ちょっとしたエピソードがすべて結末につながるように計算されている。つまり見事な伏線があるからこそ、引き込まれる優れた小説だと認識される。まさに「事実は小説より奇なり」だとつくづく思うと同時に皆に感動を与えるような「小説」を実生活で刻んでいきたいもの。
2016/02/24 13:21
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