小さな国語塾のつぶやき
生徒自慢
将棋棋士の羽生善治氏は「プレッシャーのかかる状態に挑戦していくとか、緊張している状態に身を置くことによって、初めてその人が持っている能力とか才能とかセンスとかが、開花するということもあると感じています。」(「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本 P144より抜粋)と述べている。過度のプレッシャーや緊張は良くないが、かといってリラックスしすぎだと集中力に欠けてしまう、バランスが大事ということか。実は、昨日の高学年クラスでは前回に続き「小論文」についての授業計画を立てていた。が、なにぶん「小論文」というのは正直言って難しいので皆がついてきてくれるか?飽きないか?とかなりのプレッシャーを感じながら授業に臨んだ。ところが、授業前に手作りのきれいなキャンドルを見せてくれたS君。先日、イベントで作ったそうで、上手に出来たので見せようと持ってきてくれたのだ。別の生徒さん共々、美しい色のバランスなどなどをあちこちの角度から楽しませてもらった。おかげで、ほどほどに緊張しながらもリラックスしながらの授業開始。「食べ物の好き嫌いはなくした方がいいか?」というテーマについての賛否、理由、反論を和やかで、なおかつ真面目な内容をああだこうだといいながら検討。無事に原稿ノート1枚にまとめることが出来た。いつも場をほどよく和ませてくれるS君には感謝!!!
2016/02/20 06:11
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